http://www.asyura2.com/15/hasan95/msg/773.html
Tweet |
激減した利用者(北陸空路)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4864012.html
2015年04月28日 NEVADAブログ
ゴールデンウイーク中の羽田ー小松間の航空路の予約状況が明らかになっていますが、このままの状況が続けば、羽田ー小松間はどちらかが撤退することになるかも知れません。
以下は発表された数字です。
ANA 座席供給数 17,000席(一年前に比べ 半減) 予約数 10,000席 予約率 56.7%
JAL 同 21,000席(一年前に比べ30%減少) 予約数 13,000席 予約率 62.5%
ANAは機材を小型化して席数を半減させたにも拘わらず、予約率は50%台となっており、もし従来の大型機材を使っていれば悲惨な状況になっていたはずです。
一年前の座席供給数 34,000席 予約数 10,000席
今後、減便が当然のように検討されますが、これは羽田ー富山間も同じであり、北陸地方は空港存続の危機を迎えたと言えます。
このような状況はあらかじめ予想されていたはずですが、新幹線も作る・飛行機もある、即ち、需要が増えるという安易な考えで事業が進められたのでしょうが、これはリニア新幹線でも言えます。
東京ー名古屋間を40分で結ぶとなっていますが、これを誰が利用するでしょうか?
新幹線より少し高めということですが、企業なら当然安い方を選ぶ訳であり、短縮された時間と高くなるお金の価値を比べて見れば、ビジネス利用者は殆どいないかも知れません。
今でも東京ー名古屋間はさほど乗り降りする客はいない中、この乗客の半分でもリニアに流れれば、今の「のぞみ」は今での半分程しか客がいない中、更にガラガラになります。
東海道新幹線はドル箱路線となっていますが、リニアが完成すれば不採算路線になるかも知れず、そうなれば
リニアは赤字が決まっていますから(会社幹部がそのように述べていたとされています)、共倒れになる可能性が出てきます。
日本は年間20万人以上人口が減っている社会であり、東海道新幹線が出来た時とは環境が違います。
今後加速度的に人口が減っていき、年間30万人、40万人減少が想定されている中、果たしてリニアの需要は
あるでしょうか?
10年間で200万人〜400万人が減る社会で、新しい需要はあるでしょうか?
冒頭の航空2社の苦境を見れば結果は見えているとも言えます。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。