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ホンダ、北米向け「フィット」3万台強を国内生産に切り替え
2015年 04月 28日 19:41 JST
[東京 28日 ロイター] - ホンダ(7267.T)の岩村哲夫副社長は28日の決算会見で、北米で販売する小型車「フィット」の一部を国内で生産することを明らかにした。メキシコ工場での一部生産分3万台強を今秋から寄居工場(埼玉県寄居町)での生産に切り替え、北米に輸出する。生産する期間は未定。
メキシコ工場で今年1月からスポーツ用多目的車(SUV)「HR─V(日本名ヴェゼル)」の生産を始めたが、岩村副社長はHR─Vの引き合いが強く、「品質を最優先するため、スローな立ち上げにしている」と説明。同工場での負担を減らすため、円安メリットも享受できる国内での生産に一部、切り替える。
ホンダは生産面でのグローバルな相互補完体制を取っており、生産の一部を日本に回帰させる方針を打ち出している。今夏に販売する欧州向け「ジャズ(日本名フィット)」も、英国工場から寄居工場に切り替え2万台強を生産、欧州へ輸出する。
同社はこれまで生産の現地化を進めてきたが、国内からの輸出比率を再び10―20%に高める考え。2014年のメキシコ工場の稼働開始に伴い、北米向けフィットの国内生産はすべて同工場に移管していた。
(白木真紀)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0NJ13U20150428
ホンダ:今期純利益は市場予想に及ばず−品質問題、為替も響く
2015/04/28 18:26 JST
(ブルームバーグ):ホンダ の今期(2016年3月期)純利益見通しは市場予想を下回った。品質問題を抱える中、販売管理費の増大などが足かせとなっている。市場予想との比較数値は従来の米国会計基準で、これとは別に、ホンダは新たに適用する国際財務報告基準(IFRS)の数値も公表した。
ホンダが28日に発表した決算資料によると、米国会計基準の今期純利益は5250億円の予想とした。前期比では微増の見通し。ブルームバーグが集計したアナリスト25人の予想平均は6613億円だった。IFRSでは、売上高が14兆5000億円、営業利益は6850億円、純利益が5250億円の見通し。今期の為替前提は対ドルで115円、対ユーロで125円。
タカタ 製エアバッグの不具合や主力のフィットハイブリッド車(HV)でリコールが相次ぐなど品質問題への対応のため、新車投入に遅れが生じて販売計画を引き下げたり、販売管理費増などにつながっていた。6月に社長が交代する今期も品質問題に伴う販売管理費増が利益の圧迫要因となる。
ホンダの岩村哲夫副社長は決算説明で、品質関連費用は売上高に対して従来1.1%程度だったが、前期、今期とも1.6%程度に膨らんでいるとした。ユーロ安・円高などの為替影響に対しては今後、時間をかけ世界補完体制を強化して対応していくと述べた。
今期の利益段階では前期に比べ、販売台数拡大が寄与する一方、販売管理費増(900億円)や為替影響(850億円)、研究開発費増(440億円)などがマイナス要因となる。グループ自動車販売は、IFRSで471万5000台、米国基準で465万5000台(前期比6.7%増)を計画している。日本で減少するが、主力の北米やアジアで拡大する見通し。
前期決算は米国会計基準で、1−3月の純利益が前年同期比43%減の978億円だった。日本の販売低迷や販売管理費増などが響いた。ブルームバーグが集計したアナリスト12人の予想平均1353億円を下回った。年間の純利益は前の期比8.9%減の5228億円。
自動車事業の1−3月の営業利益率は前年同期の3.1%から0.8%に低下した。岩村氏は、販売台数が伸びない中、投資した生産設備による固定費が膨らんだこと、また品質関連費用が増えたことなどを要因として挙げた。
新車投入後もあまり販売が伸びなかったことについて岩村氏は、品質問題によりブランドイメージが損なわれたと述べ、今後は信頼を取り戻せる車を一つひとつ出していくしかないと語った。自動車調査会社オートデータによると、ホンダは主力市場の米国で15年1−3月の販売が前年同期比2.6%増、市場シェア8.4%だった。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の杉本浩一アナリストは4月21日付リポートで、1−3月の米国シェア8.4%は東日本大震災の影響で在不足に陥っていた11年8月以来の低水準であり、タカタ製エアバッグ問題が完全に解決していないことに加え、ガソリン価格の低下傾向により主力乗用車を中心に競争が激化していることが大きいと指摘した。
ホンダの株価は28日終値で前日比0.3%安の4330.5円、年初来では23%の上昇となっている。
記事に関する記者への問い合わせ先:東京 萩原ゆき yhagiwara1@bloomberg.net;東京 Ma Jie jma124@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Chua Kong Ho kchua6@bloomberg.net 浅井秀樹, 谷合謙三
更新日時: 2015/04/28 18:26 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NNEH9P6KLVR501.html
ホンダ、今期営業益予想1.3%増 為替響き小幅増益
2015年 04月 28日 18:50 JST
[東京 28日 ロイター] - ホンダ(7267.T)は28日、2016年3月期の連結業績予想(米国会計基準)について、営業利益が前期比1.3%増の6600億円になる見通しと発表した。コスト削減や販売拡大が寄与するものの、ブラジルのレアル安などの為替変動が影響し、小幅増益にとどまる見込み。
今期の売上高予想は同9.5%増の13兆8500億円、純利益予想は同0.4%増の5250億円、年間配当は前期と同じ88円を予定する。
今期の想定為替レートは1ドル=115円(前期は110円)、1ユーロ=125円(同139円)。
営業利益では米ドルに対する円安効果が690億円ある一方、米ドル建てで部品調達していることなどにより、レアル安、カナダドル安などが1060億円マイナスに働く。その他の為替影響も含め、差し引き850億円押し下げる格好となる。
四輪の世界販売計画は同6.7%増の465万5000台。地域別の内訳は、国内が同2.8%減の74万台、北米が同8.2%増の189万台、アジアが同12.6%増の160万5000台。
同社は今期の連結業績予想から国際会計基準(IFRS)を初めて適用する。IFRSによる予想数値は、売上高は14兆5000億円、営業利益は6850億円、純利益は5250億円となっている。IFRSによる四輪の世界販売計画は471万5000台。
<前期営業益は13%減>
同時に発表した2015年3月期連結決算(米国会計基準)によると、営業利益は前の期に比べ13.1%減の6517億円だった。タカタ(7312.T)製エアバッグ欠陥問題や小型車「フィット」ハイブリッド車などの度重なるリコール(回収・無償修理)で、品質関連費用が膨らんだ。新車投入が遅れた国内販売の低迷なども響いた。
前期の営業利益実績は、従来予想の7200億円に対して680億円ほど下回ったが、このうち半分程度が品質関連費用、残りは国内と米国での販売台数減が主な要因という。
前期の売上高は同6.8%増の12兆6476億円、純利益は同8.9%減の5228億円だった。
*内容を追加しました。
(白木真紀)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0NJ0NV20150428
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