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“究極のエコカー” 燃料電池車の化けの皮 ガソリン車より燃費悪く、多くのCO2排出(Business Journal)
http://www.asyura2.com/15/hasan95/msg/724.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 4 月 27 日 07:44:05: igsppGRN/E9PQ
 

           トヨタ自動車の燃料電池車・MIRAI(「Wikipedia」より)


“究極のエコカー” 燃料電池車の化けの皮 ガソリン車より燃費悪く、多くのCO2排出
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150427-00010000-bjournal-bus_all
Business Journal 4月27日(月)6時0分配信


 2012年の世界の石油消費量は42億2050万トンであった(省エネセンター資料)。一方、運輸部門のエネルギー消費量は石油換算で25億700万トンである。これはほとんど石油と考えられるから、世界の交通は石油の59.4%を使っていることになる。

 運輸部門には、自動車のほかに鉄道、船舶、航空機がある。これらが消費するエネルギーのおよそ90%を自動車が占める。したがって、自動車は世界の石油生産量の53%近く、つまりおよそ半分を燃やしてしまうことになる。自動車の石油依存度はきわめて高い。石油有事となれば、まず自動車交通がダメになるわけだ。そして、20年にはもっと依存度が高まると考えられる。

 12年の世界の自動車保有台数は、およそ11億1500万台だ。これが20年にはおよそ15億台になるといわれており、現在の1.3倍にあたる。もし、石油の生産量が増えず、燃費も改善されないとすると、自動車は世界の石油のおよそ70%を使ってしまうことになるが、石油は自動車以外でも使うので、自動車だけで70%も使うわけにはいかない。自動車以外の分野の代替エネルギー化を進めるか、石油生産を増大させ自動車の石油依存度を12年レベルにする必要がある。

 そのために必要な増産量はおよそ7億2000万トン。12年の世界の生産量を5年間で17%引き上げなければならない。これはサウジアラビアがあと1.24国必要なことを示している。ご存じのように、サウジアラビアは世界最大の石油生産国である。それがあと1国以上必要だということは、きわめて憂慮すべき事態だ。ちなみに、05年から12年までの7年間の石油生産の伸びは6.8%である。

●水素自動車は燃費が悪い?

 このように、石油に代わるエネルギーの早急な開発と生産が求められる。そこで水素が注目を集めている。しかし、自動車を水素で走らせれば石油依存度も大幅に低下でき、世界の石油不足も解決できると単純に考えてはいけない。

 4月17日付当サイト記事『“面倒くさい”燃料電池車、「環境にやさしい」はまやかし?燃費もガソリン車以下?』でも説明したように、水素は掘っても出てこない。石油、天然ガス、石炭等を改質するか、水を電気分解して作るしかない。

 石油等の化石燃料から作るには、電力などのエネルギーを使って、水素と結合している炭素を剥がす必要がある。その行程で炭素は酸素と結びついて二酸化炭素(CO2)になる。やはり二酸化炭素は出る。一方、水を電気分解するには電気が必要だ。その電気を火力で発電すれば、やはり二酸化炭素は出てしまう。

 このように、燃料電池車は走行中には二酸化炭素も排ガスも出さないが、燃料の水素の製造段階で二酸化炭素を排出する。これは電気自動車も同じだが、電気自動車の走行距離当たりの二酸化炭素排出量は、燃料電池車のおよそ5.5分の1である。ではガソリン自動車はどうだろうか。

 ガソリンが1L(リッター)燃えると、2320gの二酸化炭素が出る。例えば、10km/Lの燃費とすると、二酸化炭素排出量は走行距離10km当たり2320g、1km当たり232gである。

 この燃費で1カ月に1000km、年間1万2000km走ると、2784kg(2.784トン)の二酸化炭素を出すことになる。この値が日本の自動車オーナーの平均的な二酸化炭素排出量ではないだろうか。ちなみに、EUの15年の規制値は、同じ条件であれば1.44トンであり、20年には1.14トンに削減される。

 さて、燃料電池車の平均的な水素消費量、いわゆる燃費は100km/kgだ。つまり、水素1kgで100kmほど走れる。この水素を水の電気分解で作ると25.5kgの二酸化炭素を排出する(経産省の燃料電池車実証試験データー)。1km当たりでは255gとなる。

 こうしてみると、燃料電池車は10km/Lのガソリン車よりも燃費が悪いことになる。平均的な燃料電池車の燃費をガソリン車に置き換えてみると、リッター9.1kmとなる。これが究極のエコカーの実態だというわけにもいかないので、関係者は必死に対策を練っている。果たして解決はできるのか。

 そこで神奈川・横浜で行われるメディア対象の燃料電池車・MIRAI(トヨタ自動車)の試乗会に出かけてみることにした。次回はその様子をお伝えしよう。

舘内端/自動車評論家、日本EVクラブ代表


 

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コメント
 
01. 2015年4月27日 08:01:20 : VjYIbMxqeg
最初はこんなもの。
新幹線も最初は東京ー大阪間は4時間。
それが今では2時間22分。(40%減)
初めから期待すんなって。

02. 佐助 2015年4月27日 08:20:53 : YZ1JBFFO77mpI : wgqur15vNg
水素発電と電磁波起電力が主力ですよ,化けの皮とはデタラメです。

自動車から飛行機まで燃料電池が本命なんですが,エンジンレスの本命はコンデンサー電子半導体電池です、燃料電池よりパワーの大きい、水素も酸素もリチウムも必要のない電磁波電池が登場します。燃料電池によって太陽電子電池が普及することになります。つまり永久起電装置です。

燃料電池について,どんどん欠点や問題点を指摘したらよい,指摘された短所の多くは、三年もかからずに克服されるでしょう。

どんな技術革命も、最初は、その短所と長所が見える。五年を経過すると、長所だけが見えて短所が見えなくなる、技術の場合も、改良されるために、最初から長所ばかりだった、と思い込まれるものです。

蒸気機関の発明が、汽車から船、そして自動車から飛行機と驚くべき産業革命を牽引したが、コンデンサー電子半導体電池は、電子機器から家庭と工業電力、そして、電車・船・自動車・飛行機・ロケットにも使われ普及するために、産業革命の中心になる。

すなわち色々な業種が参加して、色々な機種が登場するけど、五年すると、一つのタイプと方式に集約される。そして、十年たつと、すべての電子機器を一変させる。そしてエンジンレスに成功した,巨大な産業が誕生します。


そこで、次期産業革命の起点となるエンジンレスの本命は水素発電と電磁波起電力です。

第一次産業革命は、1770年のワットの4サイクル構造(気体の混合⇒圧縮⇒発火⇒燃焼)の燃費効率のよい蒸気エンジンの発明が起点となっている。その動力エネルギーは、蒸気・石炭・電気・石油と変遷したが、4サイクルの原理の枠組は継続されてきた。この4サイクルエンジンが、鉱山揚水ポンブから、紡績、船に普及し、1886年の自動車、1903年の航空機へと拡大し、古い産業を革新し、新しい産業を誕生させた。

次期産業革命は、この動力エンジンを、水素発電&電磁波起電力に移行させて発生する。そのため、CO2を発生させる動力は一掃され、乗用車はエンジンレスとなる。先進工業国は、排ガスをゼロにする車の実用化の目標を、2020年前後に設定している。が、この目標の実現は困難だ。なぜなら、排ガスゼロにする「水素発電と電磁波起電力」の原理が解明されてないためだ。やってみなければ分からない経験科学方式と、古い科学思考(パラダイム)では、膨大な経費と試行錯誤の時間が空費されるだけだ。

水素発電には色々な方式がある。その共通のネックは電解質膜にある。リチウム電池が1972年以来、たびたび火災発生のトラブルを起こすのは、リチウムイオンが電解質膜を加熱させるためだ。水素発電でも、電解質膜の安定性と効率が成功のカギとなる。

電磁波起電力は、道路や線路に電磁波ケーブルを設置し稼働する無人鉱石運搬車やモノレールは、既に実用化されている。磁気浮上鉄道(リニアモーターカー)や電磁波起電力を推進力に使った船や車の試験も終了している。家庭用の電磁波(電子)レンジ、電磁調理器(IHコンロ)、MRI(磁気共鳴画像方式)などは、日常生活の中で活躍している。

だが、これらのテクノロジーが、電磁波起電の原理の応用であることは知られてない。その理由は、その現象が全く異なって見え、目的も大きく異なるためだ。すでに実用化されている電磁波起電力の技術を組み合わせると、乗用車は、全く燃料の補給が必要なく、燃料電池を積まなくても路上を走れる。そして、浮上し飛ぶことも、ビルの壁面に磁石のように張りついて上昇下降することもできる。衝突の心配のない無人運転車になる。これはSF映画の話ではない。すでに実用化されているテクノロジーである。

太陽光線は、光と共に電磁波を24時間地球に送っている。光は夜や曇りの時間は太陽光発電できないが、電磁波発電は24時間できる。と言っても、電磁波電池は、電池のように電気をため込むのではなく、電磁波を熱変換して使用する永久起電装置である。

この太陽電子電池が中心に家庭も工場も乗り物も、電子電池電源で動く時代になるので、都市も農業も漁業も本当にかわり、人類は次期産業革命を謳歌することになる。

(地球温暖化の要因)には
(1)自動車と工業化の放射能・CO2排出が都市・工業地帯の大気汚染の75%を占めている。
(2)政府・企業が化石燃料や原発を使わない,CO2と放射能蒸気を排出しない技術への転換を遅らせている。
(3)地球温暖化を考察すると,約1万年&十万年ごとに太陽と地球の回転周期が「氷河期/温暖期」を発生させている。

自動車と工業化のCO2排出が都市・工業地帯の大気汚染の75%を占めていることを政府官僚は「原発再稼動」というデタラメを持ち出していることになる。地球温暖化は次期産業革命によって75%は解消する。だが国家と大企業の技術革新の遅延が,地球温暖化による自然災害や生命危機を解決する第一の要因である。蓄電池や電気自動車や化石燃料ではありません。すでに実用化されています。あとは政府と官僚と企業が遅延させないことです。家庭も工場も乗り物も、太陽電子電池電源で動く時代になります。

しかも水素発電&電磁波起電力に移行させて発生する燃料電池とコンデンサー電子半導体電池など全産業と文明を根本から変革させる技術革命だと言えば、それも、常識から反発されるのは当たり前,だが指摘された短所の多くは、三年もかからずに克服されます。

電子噴射式なら瞬間移動できます。


03. 2015年4月27日 10:22:15 : kmRrTQnpHg
あたりまえの考え方、今までのように、ガソリンにたよる社会はいずれ行き詰まる、どうするか・・、その解決のひとつが、燃料電池よ、
ピカピカの重たい自家用車で道がいっぱいになる、そんな非効率社会が今後許されるはずもなく、なんらかの移動手段があればいいわけで、
水素は一つの方法として太陽エネルギーで作る、それで全部を賄えまいが・・、
ピカピカの重たい車を休日に乗り回すことが生きがい・・今までは・・、
そんな程度の発想は止めたほうが身の為、交通事故にでも遭って、全責任を負わされるのが関の山よ。

04. 2015年4月27日 20:48:07 : uPQKynh7AA
原理的にエコではないということ。
技術が進歩すればどうにかなることではない。

05. 2015年4月28日 13:13:10 : nJF6kGWndY

>水素を水の電気分解で作ると25.5kgの二酸化炭素を排出する(経産省の燃料電池車実証試験データー)。1km当たりでは255gとなる。こうしてみると、燃料電池車は10km/Lのガソリン車よりも燃費が悪い

原発や夜間水力で電気分解して作れば究極のエコだなw

まあ現状では、いずれにせよダメだが



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