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海外投資家が飛び付いたジャンク債、重荷に−中国社債不履行
2015/04/23 09:58 JST
(ブルームバーグ):中国不動産開発会社の社債の真のコストがここへきて明らかになりつつある。同国の不動産市場が活況だった時期に、より高い利回りを狙う海外投資家はこうした社債をこぞって買った。
中国の不動産開発会社の一部は7年前、国内での社債や融資による資金調達ができなくなり、他の調達手段を探るようになった。当初は新規株式公開(IPO)を実施、その後はドル建て債を発行した。
佳兆業集団 と花様年集団、人和商業、恒盛地産の4社は2010年までに計56億ドル(約6700億円)を集めた。今月20日、佳兆業は105億ドルに上る債務負担に耐え切れず、社債の不履行を引き起こした。
中国当局が不動産バブルを発生させないよう目を光らせる中、同国不動産会社はアジア地域のドル建てジャンク(投機的格付け)債の最大の発行元となっている。中国不動産会社はこれまでに海外の株式と債券市場から788億ドルを調達し、自国の不動産市場にその資金を投じた。起債が膨らんだ10年当時に発行されたドル建て債の大半は、向こう2年以内に償還期限を迎える。
JPモルガン・チェースのプライベートバンキング部門マネジングディレクター、ベン・シ氏(香港在勤)は「不動産開発会社によるオフショア投資家への株式や社債の発行は中国当局にとって予期せぬ結果だった」と指摘。「過去数年、利回りを熱心に追求する海外投資家による非常に大きな需要があった」と述べた。
原題:China Wall of Exported Developer Junk Debt Falls on Global Funds(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:シンガポール Christopher Langner clangner@bloomberg.net;香港 Lianting Tu ltu4@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Katrina Nicholas knicholas2@bloomberg.net Sandy Hendry
更新日時: 2015/04/23 09:58 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NN8GEF6K50XW01.html
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