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最終局面に突入したTPP交渉、遂には米の輸入拡大で国民負担の検討も!アメリカは20万トン以上の米輸入枠を要望!5万トンで125億円の税負担に!
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真実を探すブログ
4月20日に行われたTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の日米閣僚会談で、日本の米の輸入量を増やす案が問題となりました。日本は米の価格崩壊を防ぐために、アメリカから米輸入量を特別枠で最大10万トンまでと定めています。
しかしながら、今回のTPP交渉でアメリカはこれに追加する形で、更に17万5000トン分の新たな輸入枠を設置するように要望しました。日本側は「5万トンが限界」と主張していますが、アメリカの強い要望から妥協案の10万トン増枠も検討されています。
仮に輸入枠が10万トン以上も増えた場合、政府が米の価格崩壊を止める為に買い入れる可能性があり、その価格は5万トンで125億円となる見通しです。アメリカは17万トンの新規枠を要望していることから、年間で400億円相当の税負担になります。
また、この日の会談では自動車産業についても話し合われ、甘利大臣は譲歩を検討している旨のコメントをしました。4月下旬に安倍首相が訪米をすることから、TPP交渉の方も急激に動き出しています。
ちなみに、今回の交渉で日本側に有利な結果となったとしても、TPPではアメリカの権限が絶対となっているので、後から変更される恐れもあると言えるでしょう。
↓TPP交渉の様子
☆TPPコメ輸入拡大どこまで?意外な「国民負担」も
URL http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150420-00000040-jnn-bus_all
引用:
TBS系(JNN) 4月20日(月)19時16分配信
今回の協議の焦点となるコメの輸入枠を整理します。日本は今、すでにアメリカ産を含む外国産のコメを輸入する特別枠が10万トン分あります。今回の協議で、アメリカはこれにさらに17万5000トン分の新たな枠を設けろと要求しています。しかし、日本は5万トンが限界だと主張しています。
〜省略〜
アメリカ産のコメの輸入が仮に5万トン増えると、政府は、同じ5万トン分を市場から「備蓄米」として買い入れることで価格の下落を防ごうと検討しています。ただ、古くなった「備蓄米」は、豚のエサなどに回されるため、政府が買い入れた時よりも価格が下がります。その差額による損失は、年間で100億円を超えるとも言われ、税金を使って国民の負担となる可能性があるのです。
「日本にとってみれば(コメは)他の農産品のセンシティビティー(重要品目)の域をはるかに超えるセンシティビティーであると」(甘利明 TPP担当相)
:引用終了
☆甘利氏「TPP今日が最大のヤマ場」 日米閣僚会談再開
URL http://www.asahi.com/articles/ASH4N2VD5H4NUTFK001.html
引用:
環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の日米閣僚会談が20日午前、東京都内で再開された。両国の主張に隔たりが大きいコメや自動車の分野で、日米合意に向けた進展があるかが焦点になる。甘利明TPP相は20日朝、記者団に「今日が最大のヤマ場になる。国益をふまえながら最大の努力をしたい」と語った。
甘利氏は19日夜、フロマン米通商代表部(USTR)代表と半年ぶりに会談。20日も午後まで断続的に協議が続く見通しだ。
:引用終了
☆“やっぱりハードル高いTPP”コメ輸入大きな隔たり(15/04/20)
☆TPP閣僚協議2日目 コメ輸入枠などめぐり、断続的に厳しい交渉(15/04/20)
☆コメ・車が焦点、TPP日米閣僚協議続く
削除
日米TPP閣僚協議、未明の終了も決着持ち越し
夜通し行われたTPP=環太平洋パートナーシップ協定をめぐる日米の閣僚協議は、21日未明に終了しました。甘利TPP担当大臣は「2国間の距離は相当狭まってきた」と述べましたが、最終的な決着は持ち越されました。
「2国間の距離は相当狭まってきましたが、コメを含む農産品と自動車については依然として課題が残っており、まだ合意までには努力を要します」(甘利 明 TPP担当相)
「日本とアメリカの意見の隔たりは大幅に狭まったが、問題の解決のために協議の継続が必要」(フロマン通商代表)
甘利TPP担当大臣とアメリカのフロマン通商代表の協議2日目は、20日朝から断続的に行われ、21日午前3時過ぎに終了しました。日米両国はともに「2国間の距離は相当縮まった」という認識を示しましたが、焦点となっていた「コメ」と「自動車」については依然として意見の隔たりがあるため、最終的な決着を目指して、今後、事務レベルでの調整を続けていくことになりました。
そのうえで、甘利大臣は、28日に開かれる日米首脳会談では「交渉の進展を歓迎できるのではないか」と述べました。(21日05:33)
甘利TPP担当相「視界は明るくなってきた」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2474248.html
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夜通し行われたTPP=環太平洋パートナーシップ協定をめぐる日米の閣僚協議は、21日未明に終了しました。甘利TPP担当大臣は「視界は明るくなってきた」と述べました。
20日朝から21日午前3時まで続いた甘利大臣とフロマン通商代表の協議で、日米両政府は「2国間の距離は相当縮まった」との認識を示しました。21日朝、甘利大臣は協議の内容を安倍総理に報告し、慰労の言葉をかけられたということです。
「何時までやってたんですか」(安倍首相)
「3時半まで」(甘利TPP担当相)
「よく話すことありますね」(安倍首相)
交渉関係者によりますと、焦点のアメリカ産のコメについて、「特別輸入枠を10万トン未満に抑えたいとする日本政府の考えに対し、アメリカ側が肯定的な反応を示した」ほか、アメリカ側は、自動車の部品の一部についても関税の即時撤廃に応じる意向を示したということです。
「全体の解決に向けて、次第に視界は明るくなってきたのでないか」(甘利TPP担当相)
日米両政府は、28日の首脳会談を前に、今週末まで事務レベルで協議を続け、最終決着を目指します。(21日11:15)
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