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久美子氏は握手や写真撮影も求められた(C)日刊ゲンダイ
大塚家具「お詫びセール」で大逆転 “親子対立”は175億円効果
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159163
2015年4月21日 日刊ゲンダイ
経営陣はニンマリだろう――。親子対立で世間の話題をさらった大塚家具が18日、全国の16店舗で「新生・大塚家具 大感謝フェア」と銘打ったセールを始めた。
新宿店は開店前に130人が並ぶ大盛況で、初日だけで1万257人が来店。3月の株主総会で経営権を握った大塚久美子社長(47)は同店で先着100人にガーベラの花をプレゼントし、「久美子」の名から企画したと思われる93万5000円の高級寝具セット(各店限定10セット)は初日に完売した。
大塚家具は2003年の731億円をピークに、その後は減収傾向。14年12月期の売り上げは555億円まで落ち込んだ。さらに親子対立によるイメージダウンのせいか、今年3月の売り上げは前年同月を37%も下回った。
今回のセールで売り上げを挽回できるのか。経済効果に詳しい関西大学大学院教授の宮本勝浩氏(理論経済学)は「大いに期待できる」と言う。
「これだけテレビや新聞に取り上げられたのだから、宣伝効果だけでも軽く10億円は超えています。そこに『新生』という言葉をつけたセールです。お客さんは勝久氏のころとは違う気軽に入れる店になったと思って来店するでしょうし、“大塚家具で買った”と自慢するために買い物をする人もいるでしょう。来年3月の引っ越しの時期までに売り上げが2、3割は伸びると思います」
宣伝効果が10億円。昨年の売り上げが555億円だから、仮に3割増となれば売り上げは約166億円増になる。しめて約175億円の経済効果だ。
親子対立の直後は大ダメージだったが、“お詫びセール”で起死回生とは何ともいやはや……。
「そもそも2人の対立は久美子氏がテレビやチラシなどの宣伝費を減らす方針を打ち出したことが発端です。久美子氏にとって宣伝費は無駄遣いと同じ。それが今回の騒動で1円もかけずに大宣伝ができたのだからVサインしているでしょう。僕なんか、2人が親子ゲンカの猿芝居を打ったのではと疑ってしまうほど。いまごろ勝久氏が“お客が1万人も来た。やったぞ久美子”と喜び、久美子氏は“お父さんもワルね”とほくそ笑んでるんじゃないですかね(笑い)。家具は半額で売っても十分利益が出るので、大幅増益が見込まれます」(ビジネス作家の廣川州伸氏)
絵に描いたような経済効果だ。
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