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http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NMWMTH6JTSEQ01.html
若者はストレスと付き合うのが下手、不安感じるとずる休みす
2015/04/17 14:20 JST
【記者：Akane Otani】 （ブルームバーグ・ビジネス）：オフィスの中を見回してみよう。最も不安そうな顔をしているのは誰だろう。ごま塩頭になった管理職ではなく、ミレニアル世代の若者であることが多いと、最近の研究が示した。
職場環境関連サービスを提供するベンシンガー・デュポン・アンド・アソシエーツ（ＢＤＡ）が１日公表した研究によれば、1978−99年の間に生まれたミレニアル世代の約30％が職場で不安を感じている。この割合は他のどの年代よりも高い。ジェネレーションＸ（65−77年生まれ）は26％、ベビーブーマー（46−64年生まれ）は25％だった。
ＢＤＡは2013年１月ー14年６月にかけて雇用主の従業員支援プログラムを活用した7883人の電話相談を分析した。
今回明らかになった数字は、不安を抱くミレニアル世代が多いという従来の研究成果を裏付けた。ＢＤＡの研究はさらに、なぜミレニアル世代の不安が目立つかのヒントも示した。
調査対象者の60％は、不安が職場での集中力を妨げるとともに出社することを困難にすると回答したものの、特にミレニアル世代は不安を感じると会社を休んでしまう傾向が強かった。ミレニアルの21％が不安を感じるとずる休みしたくなると回答。ジェネレーションＸとベビーブーマーはそれぞれ17％と18％だった。
つまりミレニアルが必ずしも他の世代よりも強く不安を感じているというわけではなく、「不安を感じた時に病欠したり休暇を取ったりしがちなだけかもしれない」とＢＤＡは指摘した。
上司が知っておくべきことはこうだ。ミレニアル世代は不安に対して年長の世代とは異なる対応をする可能性がある。病欠のうちの何日かは、精神衛生の日と考えたらよいかもしれない。
原題：Young People Aren’t Good at Shaking Off Work Stress（抜粋）
記事に関する記者への問い合わせ先：ﾆｭｰﾖｰｸ Akane Otaniaotani1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先： Francesca Levyflevy6@bloomberg.net
更新日時: 2015/04/17 14:20 JST
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