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“面倒くさい”燃料電池車、「環境にやさしい」はまやかし?燃費もガソリン車以下?(Business Journal)
http://www.asyura2.com/15/hasan95/msg/440.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 4 月 17 日 07:47:04: igsppGRN/E9PQ
 

                  トヨタ自動車「ミライ」


“面倒くさい”燃料電池車、「環境にやさしい」はまやかし?燃費もガソリン車以下?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150417-00010002-bjournal-bus_all
Business Journal 4月17日(金)6時1分配信


 トヨタ自動車の世界初量産型燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」が発売になって、「いよいよ水素社会の到来だ」と世の中騒がしい。資源の少ない日本にとって、水素社会の到来は朗報であると一般的には受け止められている。

 昨年12月に出版された拙著『トヨタの危機』(宝島社)がきっかけとなり、先日、埼玉県熊谷市の近くで次世代車について講演を行った。講演後に聴講者から「水素はどこで採れますか。採掘する会社があるのなら、さっそく株を買いたい」との質問を受けた。筆者は、「氷に覆われたグリーンランドの氷床の下には、あふれるほどの水素がある。数千メートルにも及ぶ氷の重さで水に強い圧力が加わり、水素と酸素に分解されるのです。英国の石油会社が採掘するといっています」と笑って答えた。すると会場中から「冗談だろう」とブーイングが起こった。

 そこで、質問者にお詫びをしてから、「水素は地球のどこを探しても、気体の状態でも、液体の状態でも存在しません。ただし、水のように化合物としてはたくさんあります」と答えた。すると今度は「それでは、水素はどうやって手に入れるのでしょうか」と質問された。良い質問である。

●水素をつくる「なんらかの方法」

 最近、FCVに関する講演の依頼が多く、資源エネルギーや次世代車への関心の高さがうかがえるが、中でもFCVをめぐる最大の関心事は、燃料である水素だ。特に水素の価格への質問が多いのだが、多くの人が「水素はどこかを採掘すれば出てくる」と誤解している。実際には、地球上に水素単体ではほとんど存在しない。ただし、化合物であればたくさん存在する。

 典型的な例が水だ。水は化学式でH2Oと表されるように、水素2原子と酸素1原子の化合物である。したがって、なんらかの方法で水を酸素と水素に分解すれば、水素が手に入る。しかし、この「なんらかの方法」がFCV、そして水素社会の大きな問題だ。

 FCVの燃料は水素だが、水素をつくるためには原料が必要だ。原料として注目されているのは、ガソリン、都市ガス(天然ガス)、メタノール、そして水だ。

 ここで、「ガソリンや天然ガスから水素をつくるなら、そのままエンジンで燃やしたほうが効率が良いのでは」という大きな疑問が湧く。効率は同じようなものだが、確かにそのまま燃やしたほうが面倒ではないし、1カ所10億円もかかり、しかも1日にFCV数台しか水素を充填できない水素ステーションも不要だ。

「では、水からつくればよいのではないか。水なら無限に近くあり、タダ同然だから安く済む」と思われがちだが、水を電気分解して水素を製造しても、そのために利用する電気の発電方法によっては、たくさんの二酸化炭素を排出してしまう。

 例えば水から水素を製造する方式の水素ステーションの場合、FCVを100km走らせるのに必要な水素を1kgとすると、それを製造する際に排出する二酸化炭素はおよそ25.5kgに上る(経済産業省の実証試験データや電気事業連合会のデータから計算)。これは、ガソリン車に当てはめると「リッター9.1km」という燃費に相当する。

 では、FCVはそんなに燃費が悪いのかという疑問について、次回は考察していきたい。

(文=舘内端/自動車評論家、日本EVクラブ代表)

 

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コメント
 
01. 佐助 2015年4月17日 11:55:14 : YZ1JBFFO77mpI : wgqur15vNg
どんどん悪いと思うことは指摘したらよい,三年もかからずに克服されます。
次期産業革命は第二次世界金融恐慌とドルの暴落に効果があるのです。そして自動車と工業化の放射能・CO2排出が都市・工業地帯の大気汚染の75%を占めている。そのために人類は水素発電&電磁波起電力に移行させて解決していきます。そしてエンジンレスに成功した巨大な産業が生まれます。

どんな技術革命も、最初は、その短所と長所が見えるからなんです。五年を経過すると、長所だけが見えて短所が見えなくなる、技術の場合も、改良されるために、最初から長所ばかりだった、と思い込まれる。

しかも水素発電&電磁波起電力に移行させて発生する燃料電池とコンデンサー電子半導体電池など全産業と文明を根本から変革させる技術革命だと言えば、それも、常識から反発されるのは当たり前,だが指摘された短所の多くは、三年もかからずに克服されます。

蒸気機関の発明が、汽車から船、そして自動車から飛行機と驚くべき産業革命を牽引したが、コンデンサー電子半導体電池は、電子機器から家庭と工業電力、そして、電車・船・自動車・飛行機・ロケットにも使われ普及するために、次期産業革命の中心になります。

世の中は家庭も工場も乗り物も、電子電池電源で動く時代になるので、都市も農業も漁業も本当にかわり、人類は次期産業革命を謳歌することになる。これは誰にも決められません。2008 年にスタートした世界恐慌を救済する次期産業革命を開始させたと申しておこう。乗り遅れた企業の消失劇が始ります。なぜ日本の企業が消失するのか,それは「日本の商品の世界的優位性」だからです。このままでは確実に日本の企業は政治の遅延によって企業は消失していきます。まあみて於いて下さい。100%自信があります。

例えば,電子図書も、電子カメラと同じように、色々な業種が参加して、色々な機種が登場しました、五年すると、一つのタイプと方式に集約される。そして、十年たつと、すべての電子機器を一変させています。つまりすべて電子図書化される。これはすなわちアップルのiPad 革命は、自動車になるのです。まるでFM社会の事のようですが,すでに20年以上も前から電子電池電源で動く操作弁による車から建設機械まで完成試作が図面化されています。後はタイミングで世の中にどのようにでてくるかだけなんです。もう二十年もすれば浦島太郎です。ようするに政治も経済も二番煎じで既得権益を必死に守っているいえる。だが誰かが音頭をとると一気に普及します。

次期産業革命は、エンジンを、水素発電&電磁波起電力に移行させて発生する。そのため、CO2を発生させる動力は一掃され、乗用車はエンジンレスとなる。先進工業国は、排ガスをゼロにする車の実用化の目標を、2020年前後に設定している。が、この目標の実現は困難だ。なぜなら、排ガスゼロにする「水素発電と電磁波起電力」の原理が解明されてないためだ。そのために既存のエンジンでの排ガス減少にに固執し、実用化は遅延されたのです。

その結果として、肥大化した企業の凋落を加速させ、産業の旗手が交代するのを、人類は体現することができると予告できる。1900年頃の米国は、テクノロジーもスタイリングも欧州にリードされた後進工業国だった。米国の乗用車市場には、弱小150社がひしめき、欧州車に追いつき追い越すために一生懸命だった,それから五年後,四倍に急成長した米国は、世界の乗用車生産の65%を占め、その55%を占めたフォード社は、一躍世界のトップ企業になった。この世界と各国で発生した劇的変化が、全産業で再び観察できるのです。嘘だと思うなら現実化してから,批判してください。だが産業革命が前倒しされると企業の消失はありません。

ついでに産業革命でエンジンレスに成功した巨大な産業が自動車だけでなく出現します。IBM+GM+マイクロソフトを合わせたより巨大です。


02. 2015年4月17日 17:37:52 : uEEk6aHu6A
 下水処理の汚泥からメタンが取れて、そのメタンから水素を作って供給するとか放送していたな、それって、頭がお花畑だろうw。
 そのメタンで車走らせれば良いじゃないか。
 なにも、発電を目的に車に積むため態々水素になんかしないで、車なんかガソリンでもメタンでも態々発電しないで良いから内燃機関で走らせておけ。電気が欲しいなら発電して電線で運べば良いじゃないか、態々好き好んでエネルギーを無駄にすること無いだろう。

03. 2015年4月18日 08:12:37 : RQpv2rjbfs
悪いことを指摘しても物理法則には逆らえないと思う。

ところでついでに指摘すると、人間も含めた生命は還元すると情報的存在だ、別の言葉で言うとDNAの配列であり素材に依存しない、ちょっとした盲点ではあるが生命は物質に憑依するものの物理法則を超越している。当然時間も空間も超越しており永遠に最も近いのだ。従ってなんでもありだ。


04. 2015年4月18日 09:24:39 : k0YSaPYT62
はっきり言えば燃料電池車は普及しない
またまたトヨタはやってしまったのだ
結局ハイブリッドは日本でしか普及しなかった
燃費にしても、初代プリウスで17L/km
今のプリウスでも20l/kmが実燃費と言ったところで、よほどの距離を走行しなければ元は取れない
また、環境によいと言うが、製造に普通の車より環境負荷がかかっている
またアメリカではハイブリッド車は低公害車の認定から外されている
最近燃料電池者の特許を公開したのも、自信満々で開発したのに後についてくるメーカーは本田しかいなかったためで、どこも燃料電池者を本命と見ていない
まだしばらくはガソリン車とディーゼル車が主流のままであろうが、電池に革新が起これば一気に電気自動車が本命となるだろう
その時、今までの自動車産業は大変革が起き、産業革命・エネルギー革命が起きるだろう
それは自動車産業に留まらず、住宅や電力とあらゆる産業に大きな革命をもたらすだろう


05. 2015年4月18日 09:32:35 : p9B89YgNYw
ガソリンに対する高い税金、
対して新エネルギーは補助金で底上げされなんとか使えると言う状態。

実は掛け声ばかりで新エネルギーは一つも実現していない。

そこで補助金を付けて強制的に普及させようと言うのが42円での自然エネルギー電力の買い取り。

日本とドイツは社会実験をやっている。

ドイツからの情報も成功と失敗と両方ある。

「失敗だった」対」いよいよ再生可能エネルギーでほとんどの発電をまかなえるようになる。」
社会運動家は常に嘘をつくので本当のところはわからない。

歴史を見れば社会実験は国民に大きな負担を強いるもの。

温暖化ガス抑制で工場は海外に出て行ってしまった。
地球の問題だと言うのに海外で火を焚くのは問題ないらしい。

100倍の差があると言われた中国にGDPで抜かれてしまった。
今の日本のやり方だと中国の10分の一くらいの経済規模まで落ちて行くのだろう。

水素がエネルギー源となる見込みはまるで無い。
記事にあるように、石油をそのまま燃やすのと大差がないところまで行かなければエネルギー源とは言えない。

圧力容器に入れなければ保管できない点でもトータルコストから見て、まるで実用性が無いのが現状。
再生エネルギーにこだわることでまた10年20年失われる。


06. 2015年4月18日 13:37:41 : FAJrObbMxx
太陽光発電で作った電気で水を電気分解して水素を作る。

これは電気を水素で溜めることになるから不安定な太陽光発電と組み合わせればFCVばかりか一般家庭用でも燃料電池は安定電源になり得る。

これしか人類の生きる道は無い。


07. taked4700 2015年4月18日 20:41:04 : 9XFNe/BiX575U : lsgkCESoAU
>>02

>下水処理の汚泥からメタンが取れて、そのメタンから水素を作って供給するとか放送していたな、それって、頭がお花畑だろうw。
>そのメタンで車走らせれば良いじゃないか。

http://xn--qevu4mf0e768b.net/about/merits.html
発電効率が良い
燃料電池は化学エネルギーを直接電力に変換することができるため、発電効率にも優れています。他の発電方法では、タービンを回すという運動エネルギーを電力に変換するため、どうしてもある程度のロスが発生してしまいます。

ということで、メタンをそのまま燃やすよりもエネルギー効率がいいのです。もちろん、上の文章はメタンで発電をすることを意味していて、ガスをガソリンの代わりとして使う状況との比較ではありませんが、タクシーなどでよくあるプロパンガス車でのエネルギー効率と比べても当然燃料電池の方が効率が高いのです。

ただし、これはエネルギー効率と言うだけの話で、経済性の比較ではありません。
メタンをエンジンで燃やして得られる運動エネルギーと水素を燃料電池で燃やして得られるエネルギーを比べると、燃料電池での効率の方がいいというだけの話です。

現状ではプロパンガスエンジンの方が燃料電池よりも多分1万倍程度コストが安価ですから、経済性から判断すればプロパンガスエンジンの方がずっと有利です。


08. 2015年4月19日 01:03:29 : rdiG5hAtvo
リチウムイオン電池は0℃より下がると、イオンが金属化してしまい充電できなくなって行き、−10℃で全く充電できなくなります.
ですから、寒冷地では全く使用できません.(そうした問題のない固体電池の開発が行われていますが)

ベンツはバスで実用化しようとしています.
極端な例になりますが、アイルランド.
この国は、北海道と四国を合わせた面積に対して、人口は32万人です.電力は水力と地熱で全て賄われ、なおかつ安価な電力を利用して、最近はアルミ精錬が行われているそうです.
このような国では、水素による燃料電池は有望であり、まず公共輸送機関、バスから実用化するのが一番よい方法だと思います.

サウジアラビア
自国での石油消費が増え続け、現在のペースで行くとそう遠くない将来、この国は石油の輸入国になると言われています.
1年に数日しか雨が降らない.土地はたくさんある.日射は強く太陽光発電に適した国であり、豊富な天然ガスを原料にするにしろ、水を電気分解するにしろ、可能性が充分ある国ではないでしょうか.

はっきり言って、日本では可能性が非常に低いとは思います.


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