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日産ゴーン社長(右上)は5年で総額48億円(左上はソニーのストリンガー元CEO)/(C)日刊ゲンダイ
ユーシン田邊会長が記録更新 「高額役員報酬」歴代トップ30人
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158711
2015年4月7日 日刊ゲンダイ
自動車の電装品などを手掛けるユーシンの田邊耕二会長兼社長が、役員報酬額の歴代トップに躍り出た。14年11月期に受け取った報酬総額は14億500万円。ナント、サラリーマン平均年収(413万6000円)のおよそ340倍だ。
上場企業は2010年3月期から「役員報酬1億円以上」の高額報酬者を開示している。これまでのトップはカシオ計算機の樫尾俊雄元会長(13億3300万円=12年3月期)だったが、ユーシンの田邊会長兼社長はこれを7200万円ほど上回った。
東京商工リサーチは“トップ交代”を受け、歴代ランキングを作成した(別表参照)。あまりの高額報酬ぶりにビックリだ。
「上位には退職慰労金を受け取った経営者が多く見られます。ところが、ユーシンの田邊氏は基本報酬と賞与のみ。異例の報酬額といえるかもしれません」(東京商工リサーチの増田和史氏)
確かに、カシオの樫尾元会長をはじめ2〜6位までは退職慰労金(8億〜13億円)によって報酬額がハネ上がっている。
「トップ30には外国人も目立っています。退職慰労金は上乗せされていないので、かなりの高額報酬でしょう」(増田和史氏)
日産のゴーン社長は10年3月期から報酬額が上がり続け、5期連続のランクイン。この間に得た役員報酬の総額は48億4300万円とベラボーだ。業績低迷に苦しむソニーのストリンガー前CEOも2年連続で8億円以上を手にした。
過去5年間で「1億円以上の報酬」の開示は1129社、1871人に上る。
そのなかには、エアバッグ問題で揺れるタカタの高田重一郎元会長(歴代29位)や、骨肉の争いを繰り広げた大塚家具の大塚勝久前会長(1億1000万円)、売り上げ低迷にあえぐ日本マクドナルドの原田泳幸元会長(3億7300万円)、ソニー平井一夫社長(3億5900万円)らも名を連ねる。
安倍政権の賃上げ要請を受けた官製春闘は真っただ中だが、サラリーマンの賃上げ額はせいぜい数千円程度。「今年の役員報酬はケタ違いのアップ」と市場関係者は予測する。格差は広がるばかりだ。
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