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ユーロ安ショック…韓国輸出企業が厳しく
2015年04月06日08時15分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] comment33hatena0
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5日、ソウル明洞のロッテ免税店は、今月末まで5−15%を割引する「ウォン高還元セール」を行っている。(写真=ロッテ免税店) 独フォルクスワーゲンはこの1年間、米国市場で「インセンティブ(割引、金利引き下げなど販売奨励金)」を強化し、車の価格を平均2800ドル割引した。ユーロ安で輸出価格引き下げの余力が生じたため、車の価格を割引したのだ。すると「適正価格を受ける」と主張してきた現代自動車もやむを得ず2000ドル以上のインセンティブを与え始めた。
そうでなくても厳しい韓国経済がユーロ安の影響を受けている。ドイツなど欧州の主要企業がユーロ安を背に価格を引き下げ、韓国輸出企業を苦しめている。欧州産製品の輸入が増え、貿易赤字の規模も膨らんでいる。
最近、主要証券会社のリサーチセンター長が「自動車・機械・化粧品・ファッション業」をテーマに戦略会議を開いた。あるセンター長は「ドイツ・フランス・イタリアの企業と競争する業種が厳しいという懸念があふれた」とし「ユーロ安が2、3年続き、深刻な困難に直面するという見方も出ている」と伝えた。
輸出企業の場合、ユーロ安ウォン高で同じ量を販売しても手に握る金額が減り、採算性も大きく悪化している。プラスチック製品を作るA企業はドイツ・イタリアに毎年300万ドル以上輸出している。代金の80%はユーロで受ける。しかしユーロ安が進み、損失が出ている。欧州バイヤーに輸出単価の引き上げを要請したが、効果はなかった。同社の関係者は「欧州景気がよくないところに輸入費用までが上がればきつい」として拒否されたと伝えた。
ユーロは昨年下半期から値下がりしている。貿易協会国際貿易研究院の分析によると、為替レートは昨年7−9月期の1ユーロ=1362ウォンから今年1−3月期には1ユーロ=1239ウォンと、9%もウォン高ユーロ安が進んだ。欧州中央銀行(ECB)が先月から毎月75兆ウォンずつの大規模な量的緩和に入ったからだ。
韓国市場にも衝撃波が表れている。代表的なのが「シャネル効果」だ。仏ブランドのシャネルは先月中旬、ハンドバッグの価格を引き下げて話題になった。中間サイズの「クラシックバッグ」は643万ウォンから538万ウォンに下がった。スイスの有名時計企業タグ・ホイヤーも国内販売価格を最大27%引き下げ、770万ウォン台の製品が560万ウォンになった。会社側は「ユーロ安で各国製品の価格差が広がり、本社が価格を調整した」と説明した。
ロッテ・新羅など免税店では異例にもウォン高還元セールを行っている。欧州のファッション・時計ブランドなど数十社が参加し、最大15%割引するイベントだ。業界では「シャネル衝撃波」で企業が次々と割引に入ったとみている。国内ファッション会社のF社の関係者は「欧州企業の価格の流れに注目しながら対応を検討中」と話した。
そうでなくても増えた欧州連合(EU)との貿易赤字は、ユーロ安でその溝がさらに深まるとみられる。2012年から赤字に転じた対EU貿易収支の赤字規模は昨年、過去最大(107億ドル)となった。イ・ハング産業研究院選任研究委員は「為替レートの影響を大きく受ける中小・中堅企業を対象にした対策が急がれる」と述べた。
http://japanese.joins.com/article/556/198556.html
支援企業が次々破綻、頭抱える韓国輸出入銀行
韓国輸出入銀行が近ごろ、2009年から意欲的に進めてきた「韓国型ヒドゥン・チャンピオン育成事業」に頭を抱えています。銀行内からは「ヒドゥン・チャンピオンをヒドゥン(隠す)しなければならないのでは」と自嘲めいた言葉も聞こえてきます。
ヒドゥン・チャンピオン育成事業は、技術力が高く潜在的な成長力の大きい中小・中堅企業を探し出して「ヒドゥン・チャンピオン候補」に選定し、融資金利の優遇や与信枠の拡大といったサポートで売上高1兆ウォン(約1070億円)以上、売上高に占める輸出比率50%以上のグローバル中堅企業に育てるというものです。今年3月までに23社がヒドゥン・チャンピオンに選ばれ、321社がその候補となる育成対象企業に選定されました。
ヒドゥン・チャンピオン育成事業が最初につまずいたのは、昨年末のことでした。12年にヒドゥン・チャンピオンに選定された中堅家電メーカー、モニュエルが突如として破産を宣告し、法定管理(会社更生法適用に相当)を受けることになったのです。輸出入銀行はモニュエルに対する1100億ウォン(約118億円)台の融資を回収できずにいます。これに対し「輸出入銀行がしっかり検証せず、問題のある企業をヒドゥン・チャンピオンに選定した」との批判が起きました。
問題はここで終わりませんでした。先ごろ、新興市場のコスダックに上場するプラント設備メーカー、ウヤンHCが企業再建手続きを申請しましたが、同社も13年にヒドゥン・チャンピオン育成対象に選定された企業でした。輸出入銀行によると、同社には2000万ドル(約24億円)余りの融資が行われたということです。
問題が相次いだことを受け、国会企画財政委員会所属のある議員は、輸出入銀行に対する監督を強化する「輸出入銀行法」改正案を提出しようとしています。輸出入銀行は「自分たちが間違っていたのは認めるが、ほかの銀行もモニュエルやウヤンHCの問題点を見抜けなかった」と訴えています。また、各社に対し念入りな検証を行い、技術評価もより正確に実施するとし、対策整備に着手しました。
ヒドゥン・チャンピオンに選ばれた企業が傾けば、輸出入銀行はもちろん損害を被りますが、同行を信じて選定企業に投資した一般国民も大きな被害を受けます。輸出入銀行のヒドゥン・チャンピオン育成事業は、全く新しいものにするくらい大々的に刷新してこそ、公信力を取り戻すことができるのではないでしょうか。
尹柱憲(ユン・ジュホン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/04/05/2015040500166.html
韓国、輸出減少にも貿易収支黒字が史上最大…なぜ?
2015年04月02日10時14分
[ⓒ 中央日報日本語版] comment9hatena0
国際原油価格下落の影響を受けて、韓国は今年に入り3カ月連続で輸出が減少した。だが、輸入はそれ以上の大きな減少幅となり、3月の貿易収支は史上最大黒字を記録した。
韓国産業通商資源部は、先月の輸出(通関基準)は469億8800万ドル、輸入は385億9600万ドルで暫定集計されたことを受けて貿易収支黒字が83億9200万ドルを記録したと1日、発表した。月間基準で貿易収支黒字が80億ドルを越えたのは今回が初めてだ。
輸出は1年前より4.2%、輸入は15.3%それぞれ減った。原油を輸入している韓国は国際原油価格の影響を否応なく受ける。ドバイ産原油価格は昨年3月1バレルあたり平均104.4ドルだったが、今年3月は54.7ドルまで下落してこの1年でほぼ半分の水準になった。
http://japanese.joins.com/article/435/198435.html
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