http://www.asyura2.com/15/hasan95/msg/149.html
Tweet |
幻冬舎社長・見城徹が檄!「就職が決まらないのは、誰のせいでもない、君自身のせい」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150406-00000799-cakes-peo
cakes 4月6日(月)18時42分配信
幻冬舎を設立した見城徹さんは、他人に起業をすすめた事は一度もないのだとおっしゃいます。一体、どうしてでしょう。また、755でも数多くの質問が寄せられた、就職が決まらなくて悩んでいる人たちへ、見城さんが檄を飛ばします。
発売初週で早くも3刷! 好評発売中の幻冬舎代表取締役社長・見城さんの著書『たった一人の熱狂―仕事と人生に効く51の言葉―』の内容の一部を、cakesで特別公開いたします。
●現実と格闘しろ
755では、若い人から起業についてやたらと多くの質問が寄せられる。僕は角川書店を辞めて幻冬舎というオリジナルブランドを創業したわけだが、他人に「起業をすべきだ」と勧めたことは一度もない。むしろ昨今の安易な起業文化には反対する者だ。
ソフトバンクの孫正義、楽天の三木谷浩史、エイベックスの松浦勝人、GMOインターネットの熊谷正寿、堀江貴文、サイバーエージェントの藤田晋、GREEの田中良和、ネクシィーズの近藤太香巳、サマンサタバサの寺田和正、牛角創業者の西山知義――。
起業したおかげで大成功し、巨万の富を得た「セレブ」と呼ばれる人たちは大勢いる。
彼らの活躍がテレビや雑誌で大きくクローズアップされるため、起業家は成功者だらけだと錯覚する人もいるかもしれない。
だが、実際には起業家の世界は死屍累々だ。皆が成功しているように見えながら、実際には10万人のうち1人の割合しか脚光を浴びることはない。10万人のうち、9万9999人は討ち死にしている。敗者は目に見えず、歴史には残らないのだ。
とりわけ、今名前を挙げたような起業家は10万人に1人どころか、100万人に1人の成功者である。メディアで風雲児としてもてはやされている人は、奇跡のように生まれた100万人のうちの1人なのだ。
失敗した人は表舞台から消え、サイレント・マジョリティ(静かなる多数)と化す。今僕たちが注目している起業家とは、せいぜい0・0001%のノイジー・マイノリティ(一握りの成功者)でしかない。起業とはそれほどリスクが高いのだ。
圧倒的努力と破産してもいいという覚悟がなければ起業などすべきではない。
755では「就職が決まらなくて困っています」と嘆く人もいる。こんなことを僕に質問する時点でおかしい。こういう質問を受けると、「今の人たちはずいぶん希薄に生きているのだな」と悲しくなる。
今の日本で、普通に大学を卒業した人なら、少し努力すれば就職先なんて見つかるに決まっている。
厳しい言い方だが、何も仕事が見つからない人は背筋が曲がっているのではなかろうか。すべては生き方の集積だ。現状に甘んじ、当たり前の努力すらできない生き方をまず変えるべきなのである。
就職が決まらないのは誰のせいでもない。君のせいだ。君がまったく方向違いの生き方をして来たせいで、どこの企業にも採用してもらえない。うまくいかない原因は自分にあるにもかかわらず、世の中のせいにしたり、ベンチャー企業を立ち上げてみようと夢想するだけでは、甘えるのもいい加減にしろと言いたい。
今までの生き方の集積が君の結果になっているのだ。それを受け止めるべきだ。
逆に言えば、今から生き方を変えればいいのである。そうすれば未来の結果も少しずつ変わって来る。
まずはとにかく、自分が現時点で就ける仕事で結果を出す。かなりのエキスパートになった段階で、起業などの選択肢も出てくる。手に職も付いていない人がいきなり起業したところで、誰が相手にしてくれるというのだろう。
斜陽産業でも何でもいい。君が「この世界であれば日本一になれる」という仕事を見つけ、圧倒的努力を重ね頭角を現わせば、その職場を辞めてからも別の職場で成功できるはずだ。
自分を痛めつけてでも何かに熱狂する。自分の内なる声に耳を澄まさない限り、天職になど出会えるわけがないのだ。
女性のストッキングに異様に興奮する性癖があるのなら、下着に関する該博な知識を生かしてストッキングの会社に就職すればいい。石炭の質感や匂いにたまらない興奮を覚える人は、今から石炭関連の仕事をやればいいではないか。
どんな世界であれ「××の世界に△△あり」と言われるくらいの日本一の働き手になることを目指そう。
覚悟を持って現実と格闘した先にしか大きな結果はない。
「覚悟」とは、このためには死んでもいいと心に決めることである。
見城徹
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。