トヨタ新工場、ＶＷ対抗へ中国リスク覚悟　人件費上昇、根強い反日感情も
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150403-00000001-biz_fsi-nb
SankeiBiz 2015/4/4 08:15

　トヨタ自動車が工場新設に踏み切る見通しの中国では、世界の大手自動車メーカーによる競争が激化している。ただ、日本の電機メーカーなどで国内に生産を移管したり、撤退したりする動きが相次いでいる。

　中国の２０１４年の新車販売台数は２３４９万台で、伸び率は鈍化したものの、前年比６．９％の成長を維持した。中国で早くから拠点を構えて現地専用車などが国民に支持されている独フォルクスワーゲン（ＶＷ）の１４年の販売台数は２７６万台で、トヨタの１０３万台と比べて倍以上の差がある。トヨタの現地での生産能力増強は待ったなしといえる。トヨタが工場を建設すれば、取引先の部品メーカーも中国への進出が見込まれる。

　とはいえ、リスクは少なくない。３月には現地のテレビ局が日産自動車の現地合弁会社やＶＷなど外資系メーカーの代理店の顧客対応を取り上げ、各社は火消しに追われた。自動車販売についても値引き競争が激しく、「これまでのように利益を上げられない」（日系メーカー幹部）。

　人件費上昇で生産拠点としての魅力も薄まり、パナソニックが家電生産の一部を日本に移すなど、国内シフトの動きが広がりつつある。

　さらに、中国では日本政府による尖閣諸島（沖縄県石垣市）の国有化以降、反日感情が根強い。中国が主導するアジアインフラ投資銀行（ＡＩＩＢ）についても、日本政府は距離を置いている。１４年の日本から中国への直接投資実行額は前年比３８．８％減で、２年連続のマイナス。進出企業が撤退する際の費用なども問題になっており、トヨタの決断は他の日本企業の動向に影響を与えそうだ。

コメント
01. 2015年4月04日 13:36:34 : gWro6EPibk トヨタのライバルだった日産自動車は、かつて鮎川義介が率いる「日産コンツェルン」だった。同財閥は満州に巨額投資を行ない、一大財閥に成長したが、敗戦で全て失ってしまった。トヨタは、ライバルの失敗に何も学ばないようだ。 これを忘れましたか。 中国、反日デモで日本車をひっくり返す[2012/09/15] https://www.youtube.com/watch?v=1sQEjSMV_r0 2012.9.16 放火！略奪！ 中国のやりたい放題反日デモ　日系企業を襲撃 https://www.youtube.com/watch?v=UCRNCR6bzHc
02. 2015年4月04日 17:33:42 : Hk1maQHrA2 トヨタさん、ご愁傷様です。 せっかく�ｹ小平以来ごひいきにしてもらっていたのに、 石原、野田、安倍と続く反中政権が足を引っ張っているので、 努力もなかなか報われないでしょう。 なにしろ、ＶＷのトップがメルケルと一緒に習近平と会見。 ウイリアム王子が訪中、習近平と会談。 韓国も朴大統領と親密。 日本はＡＩＩＢにも参加せず、日本企業が中国でもうけようとするのは公平に見て虫が良すぎる。 中国も大国となり鷹揚になったものだ。 属国日本のことは十分理解してくれていて、米が恐いからやむをないのねってなもんで喧嘩する相手とも認めていないようだね。
03. 2015年4月04日 22:27:12 : C3lq0gpU9A 　　トヨタには学習能力は無いのか？ 　　成功したらしたで中国を調子付け、失敗したらしたで自分が痛い目に遭うのだゾ。
04. 2015年4月24日 08:38:00 : j2SHNfyAZI 中国との関係を悪化させてきたのは、軍事産業（三菱重工など）と共に 戦争法案を進めている、反省ができない安倍だろう。 大手マスコミも経済界も、当然批判しないといけないが、バックに アメリカの戦争屋、売国官僚がいるのか、おかしくなっている。 馬鹿ではなく普通の人に総理になってもらえば、反日感情も軽減する。 ついでに、中東（ＩＳなど敵対しない）からの信頼も取り戻せる。

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