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光と陰:北陸新幹線と富山空港
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4851604.html
2015年04月04日 NEVADAブログ
北陸新幹線が東京から富山・金沢までつながりましたが、この影響を受けて富山空港が存続の危機にさらされているとして、富山県の職員は新幹線利用ではなく飛行機を使うように指示されていると言われています。
新幹線駅と富山県庁や富山市庁舎からは新幹線駅が近く、新幹線を使った方が便利ですが、空港は遠くにありますので、不便といえば不便なのです。
それでもあえて空港を使えとの指示が出ているのは、このまま新幹線利用がすすめば新潟空港のように羽田便が消滅するかも知れないからなのです。
富山空港は珍しい河川敷に作られている空港で拡張も不可能ですから今の規模で空港を維持しょうと思えば、利用者を増やす必要がありますが、新幹線が出来た以上、客は飛行機から新幹線に流れるのは避けられません。
羽田-富山便を全日空が廃止すれば羽田発着枠(6便)が空きますので、全日空はより採算がとれる路線に6便を回せます。
ところが富山空港はそうはいきません。
北陸新幹線の光と陰
今は『光』しか報じられませんが、実際には『陰』の部分もあるということを本当は報じるべきだとも言えます。
またスカイマークの破綻で地方路線がカットされており、路線廃止で大打撃を受けている地方も出てきていると報じられています。
人口減少・高齢化が進む日本で多くの地方空港がそのまま存続出来るかどうかは極めて疑問だと言えます。
今は、好調の東京でもあと10年もすれば東京の高齢化率は跳ね上がり、東京は高齢者の難民があふれるかも知れず、東京から脱出する富裕層も出てきます。
その時、東京・羽田空港にも本当の危機が訪れるかも知れません。
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