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東証大引け、反落し204円安 海外勢の売り、14年度は29.5%上昇
http://www.nikkei.com/markets/kabu/summary.aspx?g=DGXLASS0ISS16_31032015000000
2015/3/31 15:41 日経新聞
2014年度の最終営業日にあたる31日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落し、12日以来ほぼ3週間ぶりの安値で引けた。終値は前日比204円41銭(1.05%)安い1万9206円99銭とこの日の安値だった。前日の欧米株高や円安・ドル高を好感した買いが先行。200円近く上げ取引時間中として3営業日ぶりに1万9600円を上回った。ただ買い一巡後は上値の重さが意識され、海外勢らが現物株や株価指数先物に大口の売りを出した。14年度の日経平均は4379円16銭(29.5%)上昇。09年度以来5年ぶりの高水準だった。
朝方の相場上昇は、前日夕に中国人民銀行(中央銀行)が発表した個人の住宅ローン規制の緩和を好感した面もある。ただ買いは続かなかった。証券会社の自己売買部門など年度末に資金を動かしたくない市場参加者が多かったほか、「ヘッジファンドなど海外勢が日本株の持ち高をいったん減らしている」(松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト)との見方があった。
JPX日経インデックス400も反落。前日比159.89ポイント(1.13%)安の1万4022.96だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し終値は前日比14.66ポイント(0.94%)安の1543.11だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆9382億円、売買高は23億6425万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は910、値上がりは836、変わらずは130だった。
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