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「ノーサイド」とは言うが…(C)日刊ゲンダイ
久美子社長勝利で残るしこり 大塚家具社員“粛清”に戦々恐々
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158453
2015年3月29日 日刊ゲンダイ
娘・久美子社長(47)と父・勝久会長(71)による大塚家具の骨肉の争いは、娘に軍配が上がった。これで久美子社長が続投することになるわけだが、さっそく社員は“粛清が始まる”と戦々恐々だ。
委任状争奪戦となった今回のお家騒動。久美子社長は独自の計算で前日には勝利を確信していたのだろう。27日の株主総会では、株主席で質問を繰り返し暴走気味だった父母を尻目に、終始、冷静に議事を進行していた。
勝利後の会見で久美子社長は「今後は社員全員が心をひとつに信頼回復に努めたい」と「ノーサイド」を強調した。だが、社内にしこりが残るのは間違いない。久美子サイドが社員を締め付けたのにもかかわらず、「従業員持ち株会」の支持は父6割、娘4割だったからだ。全16店舗の店長と幹部の約8割は父を支持したとされる。
反旗を翻した社員たちは、久美子社長に粛清されると震え上がっているという。株主総会では、母親の千代子さんが「社員をイジメないで」という異例の訴えをする場面もあった。
「メディアの格好のネタになるので、すぐに露骨なことはやらないでしょうが、やるとしたら、こっそり2、3人ずつ店長を代えていくでしょう。最終的に勝久氏サイドについた全店舗の店長が代わる可能性もある。子会社に飛ばされる幹部もいるのではないか。以前、社内に取り付けられ、社員がヒソヒソ話を余儀なくされた監視カメラも復活するかもしれない。暗黒の時代が戻ってくると、落ち込んでいる社員は少なくないと思います」(大塚家具社員)
■「第2の大塚家具」設立の可能性も
一方、敗北した父は「真っさらな気持ちで出直す」と含みのあるコメントを出した。もともと、勝久氏は「一度や二度で終わる気はない」と言っていた。臨時株主総会を提案し、再び挑むことも考えられる。さらに、仰天シナリオが飛び出す可能性もある。ズバリ、「第2大塚家具」の設立である。
「過去には、兄弟喧嘩で三男が新ブランドをつくった京都の『一澤帆布』や、兄の支店が分離独立した横浜・元町の『キタムラ』など、親族間の争いの結果、別ブランドを立ち上げたケースがあります。勝久氏はお年ではありますが、まだ引き下がるつもりはないようですから、何をするかわかりませんよ」(金融関係者)
「久美子社長のもとではやりたくない」と言っている社員も少なくないという。今後、社員の大量離脱→勝久氏と新会社、なんてことが起きるのかもしれない。
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