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3200億円の赤字(JX) (NEVADAブログ)
http://www.asyura2.com/15/hasan94/msg/675.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 3 月 26 日 19:39:05: igsppGRN/E9PQ
 

3200億円の赤字(JX)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4847015.html
2015年03月26日 NEVADAブログ


石油元売り最大手の【JXホールディングス】は、2015年3月期の連結純損益見通しについて、従来の2100億円の赤字から3200億円の赤字に下方修正しています。

チリで進めている銅鉱山開発事業で本格生産が遅れていることに伴う減損損失などを計上するためですが、規模を拡大して市場を一気に取りに行くために拡大したところに資源価格安が襲ってきており、もしフルに生産すればとんでもない赤字になることもあり得ます。

オーストラリアでも商社がとんでもない赤字を計上するのではないかと噂されており、石油元売り会社・資源会社・商社等併せれば数兆円を超える損を計上する事態になるかも知れません。

投融資額からすれば、10兆円を超える損が出ましても何ら不思議ではないかも知れませんが、そこまで行けば金融機関も支えきれないとなりますので、今はそこそこの損で抑えるかも知れません。

世界的に、需要が潮が引くように消えて行っているという表現をする資源会社の幹部もいると言われており、今はまだ経済がお金がジャブジャブにありますから、保っていますが、そのうちに金融緩和相場が終われば、実態悪が表面化してきます。

本当に恐ろしいのはその時かも知れません。

 

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コメント
 
01. 2015年3月26日 20:29:16 : 4Yttn41hOQ
ほとんどは原油市況によるもの。今日(3月26日)も株価は日経平均が大幅に下げている中で逆行高。

02. 2015年3月26日 22:52:20 : 9WAi63ghLk

コラム:失われた原油相場の「ゴルディロックス」
2015年 03月 26日 15:36 JST
Richard Heinberg

[24日 ロイター] - 筆者は5年前に執筆したコラムで、石油、天然ガス、石炭の各相場の「ゴルディロックス(過熱せず冷めすぎてもいない状況)」について論じた。そうした燃料価格の「適温状態」とは、生産者が利益を出すには十分高く、消費者にとっては十分低い水準のことだ。

化石燃料の時代が始まってから、そのような価格帯は存在していた。相場は時に乱高下することはあっても、常にその価格帯に戻ることが可能だった。しかし現在、原油の「ゴルディロックスゾーン」は存在しなくなった。このことは当面、経済全体に大きな影響をもたらすだろう。

過去10年、原油の「ゴルディロックスゾーン」は安定的な上昇傾向にあった。原油相場は2005年の1バレル当たり30ドルから2008年には約150ドルまで跳ね上がったが、経済危機を受けて一時急落した後は100ドル付近まで値を戻し、2014年半ばまでその水準を維持していた。しかしこの間、経済は順調とは言えなかった。大規模な救済策や景気刺激策、低金利にもかかわらず、2008年の金融危機以降の景気回復は力を欠いてきた。

一方で、1バレル100ドルという価格は、フラッキング(水圧破砕法)を用いた掘削を促すには十分高い水準だった。リスクをいとわない小さなシェール生産業者は、高価な掘削技術を使い、従来は困難だった岩盤からの石油採取を進めた。

その結果、米国の原油生産量は急増し、次第に価格に影響を及ぼし始めた。2014年半ば以降、石油価格はそれまでの半分程度に下落した。消費者にとってはうれしい価格水準だが、生産者は悲鳴を上げている。米石油業界では7万5000人以上の人員削減が行われ、シェール業者のバランスシートは悪化し、多くの掘削リグ装置が稼働停止状況に陥っている。

消費者にとって許容できる価格帯は、1バレル40─60ドルだろう。それより高くなると、モノとサービス、特に輸送コストが上がり、現在の消費パターンでは対処できなくなる。一方、生産者の適正価格帯は80─120ドル辺りで、それより低いと、探査段階の投資で採算が合わなくなるため、必然的に生産が停止もしくは減少するようになる。

消費者と生産者の最適な価格帯は重ならないことに気づくだろう。1バレル70ドルでは、石油業界に新たな大規模投資を促すには十分ではない。消費者は1バレル100ドルよりも70ドルの方がいいだろうが、生産を伸ばすのに不十分な水準なら、それは「ゴルディロックスゾーン」とは言えない。

主流派のエネルギーエコノミストらによれば、原油生産はまもなく縮小し、価格は再び上昇し始め、誰もが幸せになるという。だが、そうした見方は「ゴルディロックスゾーン」の死という極めて重要な側面を見落としている。誰もが共生できる価格はもはや存在しない。つまりそれは、石油価格の不安定化を意味する。

石油トレーダーにとって、価格の不安定化は利益を得る機会となるかもしれない。しかし、それ以外の人たちは油断ならない状況に陥ることになる。私たちは再生不能で限りある資源に圧倒的に依存する経済システムを築いた。これは持続可能な状況ではない。石油への依存をやめない限り、地図にない道へ危険なドライブに出ることになるだろう。

*筆者は米NPO「ポスト・カーボン研究所」のシニアフェロー。著書に「Afterburn: Society Beyond Fossil Fuels」がある。
http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKBN0MM0I720150326


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