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アングル:日産など自動車各社、走行距離長い手頃なEVで火花
http://www.asyura2.com/15/hasan94/msg/648.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 3 月 25 日 17:34:40: Mo7ApAlflbQ6s
 


 繰り返し充電や価格面で弱いリチウムイオン電池の改良だけで電気自動車の普及が飛躍的に高まるとは思わないが、トヨタが先行する水素燃料電池車は、電気自動車よりもさらに普及が難しいと思っている。
 トヨタが水素燃料電池車関連の多くの特許を無償開放に踏み切ったのも、水素燃料電池車が主流になるという自信が持てなかったからであろう。

 充電式電池にしろ燃料電池にしろ、現在の方式とは異なるものが出てこないと本格的普及は覚束ないと思う。


※ 関連記事

「燃料電池車、エコは「究極」?:エネファームは普及するが発電機を積んで走る車は高性能低価格電気自動車に敗れ普及しない予感」
http://www.asyura2.com/15/hasan93/msg/878.html

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アングル:日産など自動車各社、走行距離長い手頃なEVで火花
2015年 03月 25日 14:46 JST

[デトロイト 24日 ロイター] - 複数の大手自動車メーカーが、1回の充電で走行できる距離を伸ばした手頃な価格の電気自動車(EV)の開発にしのぎを削っている。韓国のLGケム(051910.KS: 株価, 企業情報, レポート)などバッテリーサプライヤー大手による技術革新で走行距離が大幅に伸び、需要が拡大するとの見立てだ。

米ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N: 株価, 企業情報, レポート)、米フォード・モーター(F.N: 株価, 企業情報, レポート)、日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)、独フォルクスワーゲン(VW)(VOWG_p.DE: 株価, 企業情報, レポート)の少なくとも大手4社は、1回の充電での走行距離が最大200マイル(322キロ)となる手頃な電気自動車の市場投入を目指している。

これは価格が2万9010ドルからとなっている日産のリーフといった現行の低価格モデルに比べ、走行距離は2倍強となる。新世代の電気自動車は2─3年以内に市場にお目見えする見込みだ。

1回の充電で265マイル(427キロ)走行できる米EVメーカー、テスラ・モーターズ(TSLA.O: 株価, 企業情報, レポート)の「モデルS」は税優遇前の価格で8万1000ドル(約970万円)からとなっている。比較的手頃な電気自動車の大半は1回の充電での走行距離が約75─85マイル(121─137キロ)にすぎない。低温の環境下で走行したり、エアコンを使用したりすればさらに短くなる。

自動車メーカーが「走行距離不安症」と呼ぶ長距離ドライバーの懸念は電気自動車の販売を妨げている。米国で昨年販売された電気自動車は新車販売全体の約0.4%に当たる約6万7700台にすぎない。

ロイターが取材したGM、フォード、日産、VWはいずれも将来の製品に対するコメントを差し控えた。


<韓国LGケム製バッテリーに注目>

テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は先週、電気自動車に関する消費者の懸念を和らげるには、一回の充電で走れる航続距離が最低でも200マイルは必要だと指摘。「約250─350マイルが理想的だ」と述べた。

その上で、航続距離200マイル強で価格約3万5000ドルの「モデル3」を発売すると表明。2017年中盤から終盤に生産を開始するとした。

一方、GMは航続距離200マイルの電気自動車「シボレー・ボルト」を2016年終盤までに市場投入する方針。関係筋によると、ボルトはLGケムが開発した先進的なリチウムイオンバッテリーを搭載する。飛躍的な技術革新により1回の充電での走行距離は大幅に伸びると言われている。

LGケムのプラバカール・パティル最高経営責任者(CEO)はインタビューで、3万─3万5000ドルの200マイル電気自動車を実現するには複数の要素が関わっていると指摘。「われわれのバッテリー技術に関して複数の自動車メーカーと話を進めている」と述べた。

事情に詳しいサプライヤーによると、LGケムはまた、標準的なリチウムイオンバッテリーをフォードの「フォーカス・エレクトリック」に提供しているほか、フォードが今のところ2018年終盤か19年初期に販売を計画している新たなコンパクトEVに長距離用バッテリーを供給する可能性がある。

1回の充電での走行距離が76マイルとなっている2015年版フォーカス・エレクトリックと比較して、この新たなコンパクトEVは少なくとも200マイルの走行距離を実現する見通しだという。

日産とVWはいずれもLGケムとバッテリー供給契約を結んでいるほか、2018年以降に向けて長距離EVの開発に取り組んでいる。

事情に詳しい関係筋によると、日産は18年早期に現行リーフの後継モデルを販売する計画。新モデルの1回の充電での走行距離は、84マイル(135キロ)の現行モデルから大幅に伸びる見通しだ。

15年版リーフのバッテリーは日産とNECの合弁が生産している。新モデルでLGケム製に切り替えるかどうかは不明だが、日産のカルロス・ゴーンCEOはLGケムを潜在的なバッテリーサプライヤーだとみなしている。

VWは現行の電気自動車シリーズの拡充を計画。事情に詳しい関係筋によると、航続距離を伸ばした「e─ゴルフ」の後継モデルを18年に販売することも盛り込んでいる。現行のe─ゴルフはパナソニック製バッテリーを搭載し、1回の充電当たりの走行距離は83マイルとなっている。

(Paul Lienert記者 翻訳:川上健一 編集:加藤京子) 
© Thomson Reuters 2015 All rights reserved.

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0ML0BK20150325?sp=true


 

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コメント
 
01. 2015年3月29日 13:46:18 : gWro6EPibk
現在の電気自動車の動力源としてのリチウムイオン充電式電池だが、高価格であり、経年使用に伴う充電容量の減少が大きな課題だ。新車で買っても、中古車としての商品価値が維持できない。内燃機関の自動車と違い、充電池を修理することはできないので、そのまま交換になる。その場合、いくらかかるかが問題だ。

三菱自動車のサイトに、電気自動車の充電式電池(駆動用バッテリーと表記されている)の交換について説明されているので、リンクします。
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/support/maintenance/service/warranty/miev.html

●8年超えの自動車は対象外とある。バッテリーは年々改良されていて、年式によって大きさが違う。おなじものが継続生産されているわけではないので、交換用充電式電池が確保できないことから、サービスを打ち切るようだ。これをどう見るか、だな。中古車で買うのは、注意が必要だ。現実に三菱アイ・ミーブの初期型の中古車価格は、驚くほど安くなっている。

三菱アイ・ミーブの日本国内仕様には、現在二つのタイプがある。高い方と安い方だ。主に充電式電池が違う。高い方は、GSユアサ・三菱商事、三菱自動車の共同出資会社が製造した充電式電池で、安い方は東芝の充電式電池を採用している。輸出用は、GSユアサ・三菱商事・三菱自動車の充電式電池だけだ。

三菱アイ・ミーブを買うなら、できれば新車の方がいいね。中古車でも、専用の充電回線を必要とするから、こちらの工事費もかかる。

中古車を買うのなら、なるべく新しいものを買って、すぐに修理サポートを依頼すること。(買う前に問い合わせをしておくとよいです。)
7年超8年以内の車種で 27.0万円(消費税抜き金額 25万円)かかるけど、新品のバッテリーは約100万円するそうだ。


2. 2016年4月05日 20:52:31 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[2239]
Business | 2016年 04月 5日 19:08 JST
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福島エンジン工場への投資継続、最高の技術を世界へ=日産社長

http://s3.reutersmedia.net/resources/r/?m=02&d=20160405&t=2&i=1130362231&w=644&fh=&fw=&ll=&pl=&sq=&r=LYNXNPEC340GJ
 4月5日、日産自動車のカルロス・ゴーン社長(写真中央)は、2011年3月の東日本大震災で甚大な被害を受けた同社のエンジン生産拠点、いわき工場(福島県いわき市)について、今後も同工場を成長させ、競争力を確保する考えを示した。(2016年 ロイター/Yuya Shino)

{いわき市(福島県) 5日 ロイター} - 日産自動車(7201.T)のカルロス・ゴーン社長は5日、2011年3月の東日本大震災で甚大な被害を受けた同社のエンジン生産拠点、いわき工場(福島県いわき市)について、今後も同工場を成長させ、競争力を確保する考えを示した。

ゴーン社長は同日、福島県といわき市に電気自動車(EV)「e―NV200」を1台ずつ寄贈する式に出席。いわき工場への「投資を続け、最高の技術をもたらすことがわれわれの義務」と述べた。

また、1ドル=100円という「中立的な」為替水準に対し、「ポジティブな領域(円安)にある限りは良い」とする従来からの見解を示し、国内生産100万台規模を維持するとの方針にも変更はない、と述べた。

一方、米EVメーカーのテスラ・モーターズ(TSLA.O)が17年に発売予定の新型EVセダン「モデル3」に予約が殺到していることに関して、ゴーン社長は「競争は歓迎している。EV市場が拡大する」と話した。日産自としても刺激を受け、課題である航続距離やコスト力の改善に向けた開発、品質・デザインの向上にも弾みがつくとし、「EVで良い競争が盛り上がれば、需要も喚起される」と語った。

式には福島県の内堀雅雄知事も出席。同知事は震災や津波、原発事故に見舞われた福島には「世界全体でみると残念ながらネガティブなイメージがついてまわる」と指摘。同工場で生産されるエンジンが世界市場で高く評価されれば「『メード・イン・フクシマ』はネガティブではなく、世界に名だたる品質の福島だと世界に発信してくれることになる」と話し、「福島プライドを取り戻すためにもナンバーワンの製品を作っていただくことが(福島県の)大きな力になる」と期待を寄せた。

いわき工場は当初の予定より早く震災後2カ月で完全復旧を果たした「復興のシンボル」(ゴーン社長)で、V型6気筒エンジンのほか、2月からは年内に投入する高級車ブランド「インフィニティ」の「Q60」に登載する新型「VR30」エンジンの生産も開始している。

(白木真紀)

http://jp.reuters.com/article/nissan-fukushima-idJPKCN0X20ZL


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