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http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NLOVZR6JIJVC01.html
(ブルームバーグ):米テキサス州では、過去数十年で最大の石油ブームで利益を得ようと郡裁判所に足しげく通い土地関連の調査に従事していた人々が、仕事 がなくなる現実を目の当たりにしている。
油田地帯で「ランドマン(地権交渉人)」と呼ばれるこの職業は、いったんは消えかけたものの、原油生産の急増に伴って復活した。ところが現在、原油価格が1バレル=約47ドルと6年ぶりの安値近辺まで下げ、9カ月前の半分未満の水準にあり、ランドマンは経済全体に影響を及ぼしつつあるエネルギー業界低迷の打撃を真っ先に受ける職業の一つとなっている。
「知り合いのランドマンのほぼ全員が大幅に減給されるか、パートタイムの仕事に変更、またはレイオフされている」と、昨年12月に失業したサンアントニオ在住のランドマン、ゲイツ・ミューラー氏(29)は語る。
原油価格の下落により、パイプライン溶接やトラック運転、地質学的調査など米国の石油・天然ガス業界のほぼ全ての職種が影響を受けている。ダラス連銀が18日発表した報告書によると、米最大の石油産地であるテキサス州では雇用の伸びが今年は最低1%にとどまり、昨年の3.4%から鈍化すると予想される。予想通りなら約10年ぶりに全米平均を下回ることになる。報告書によれば、テキサス州では最大14万人の雇用が脅かされている。
ランドマンたちは最初に影響を受ける位置にある。石油各社は好況期に不動産の権利関係や地下に眠る資源の所有者を調査し、土地所有者と掘削契約を締結するためにランドマンを採用した。ブッシュ前米大統領やテキサス州出身の資産家ブーン・ピケンズ氏の父親もかつてランドマンとして働いていた。
原題:Texas Landmen Left Out of Work as Oil Patch Boom Turns Bust (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:オースティン Lauren Etter letter1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Stephen Merelman smerelman@bloomberg.net William Selway, Alan Goldstein
更新日時: 2015/03/24 10:13 JST
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