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変わるコンビニと外食産業
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4845185.html
2015年03月23日 NEVADAブログ
2月のコンビニ売り上げ高が−1.4%と10ヶ月連続減少となっていると発表されていますが、コンビニは今や衰退産業になってきていると言え、これは外食産業も同じです。
外食産業では24時間営業が続々となくなっており、その理由として『来るのは完全に20代だけ。営業しても割に合わない』となってきているのです。
日本人の生活スタイルが変わり、外食するよりはコンビニの安いお弁当で良い、コンビニの安い弁当よりは、
スーパーで安く買って自宅で食べた方が良いというように変わってきているのです。
外食産業の雄と言われる『吉野家』では全店舗の4割強に当たる521店舗で、深夜営業をやめているとされており、ファミリーレストラン「ガスト」などを運営する『すかいらーく』は2013年以降、約650店で閉店時間を早めたり、深夜は閉めるようにしているとされており、続々と深夜営業をやめるようになってきているのです。
今後、夜11時を過ぎて殆どの外食チェーン店が閉店するという事態になるかも知れませんが、そうなれば人は帰宅をより一層早め、コンビニにも人が流れなくなり、拡大一途であったコンビニが本格的な淘汰の時代を迎えます。
非正規労働者が30%を超え、年収300万円以下の収入しかない日本人が急増している今の日本ではコンビニは高い、となってきており、今までの上向き趣向の日本人対象のビジネスは崩壊しつつあるのをコンビニ業界はわかっていません。
ユニクロ・GU.・H&M等の安物ファッションが流行りだして更に加速している今、「高い」コンビニは存在意味をなさなくなってきていると言えるのかも知れません。
そしてこの外食産業の深夜営業停止とコンビニ閉店が加速していけば、非正規労働者の働く場が一層減ることになり、働けない20歳代の若者や若い時に正社員として働いて来なかった30歳・40歳代が急増することになり兼ねません。
今まで比較的高賃金で深夜に働いていた若者がその職場を失えばどうなるでしょう?
深夜の時間給1200円〜1500円で生活していた者が、昼間の時間給900円から1000円で生活できるでしょうか?
日本の非正規労働者に、今後厳しい時代が襲ってくるかも知れません。
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