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高額ベア問題
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4844336.html
2015年03月21日 NEVADAブログ
政府やマスコミでは、高額ベアの話題で持ちきりですが、以下の報道を見てそれでも浮かれるでしょうか?
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高額ベアを決断した経営者の多くは、本音では不安を感じている。
ある電機大手の幹部は「賃金を大きく上げ続けると、雇用の維持が難しくなり、従業員のためにもならない。将来に禍根を残す」と雇用への悪影響に警鐘を鳴らしている。
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賃上げは勿論雇用者側にはうれしいものですが、本当にそうなるでしょうか?
総人件費
これを変えない限り、<賃上げで人件費が増えた分>を<残業代の削減・従業員数の削減>で調整することになるからです。
企業は年間幾らの人件費にするか決めており、この人件費総額を変えないとすると、<総社員数を減らす・派遣等を減らす・残業代を減らす>等の対策を取ることになり、結果的に社員の為にならなくなるのです。
今は、いわば株式市場はバブル化していますが、年金生活者や普通の国民は税金高・物価高で生活が苦しく
なってきており、賃上げを受ける企業の社員との格差が一段と広がってきています。
ただ、その賃上げをする企業も、この先バブルが弾ければ、企業は目一杯膨らんだ固定費を削減する動きに入り需要が急激に減少しますが、問題は次のバブル崩壊では誰も需要を作る者がいないことです。
先のリーマンショックでは中国は50兆円以上の財政資金投入を行い、何とか世界経済の底抜けを防ぎましたが、今度はどこも中国の役割を担う国はありません。
賃上げは『将来に禍根を残す』との発言をどう理解するべきでしょうか?
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