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地価上昇率全国1位は被災地いわき市(C)日刊ゲンダイ
不動産“局地バブル”鮮明も…都市部の買い手は外国人ばかり
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158215
2015年3月20日 日刊ゲンダイ
国交省が18日に発表した公示地価で不動産の局地バブルがクッキリ表れた。全国平均は7年連続の下落で、被災地と都市部以外はメタメタだ。
都道府県別上昇率トップの福島県は、住宅地の上位10地点も独占。いわき市内がズラリと並んだ。帰還困難区域からの移転需要が要因だ。一方の東京、大阪、名古屋の3大都市圏は2年連続で上昇。住宅地は前年比0.4%、商業地が1.8%のプラスだった。
2020年の東京五輪開催まで上げ相場が続くなんて見方もあるが、本当なのか。住宅ジャーナリストの榊淳司氏はこう言う。
「今回のバブルはアベノミクスによる3要素が引き金です。富裕層の相続税対策、黒田バズーカと消費増税の延期。それに、円安で外国勢が買い意欲を高めていることです。とりわけハイペースで値上がりしているのが東京の山手線周辺、世田谷、武蔵小杉。京都の御所周辺と下鴨、仙台市です。こうした動きは主要都市に波及し始めていますが、ピークは再増税が実施される17年4月とみています」
確かに、外国勢の日本買いは凄まじい。
都市未来総合研究所によると、外国人機関投資家の不動産取得額は右肩上がり。14年は前年比3倍の9777億円にまで膨らんだ。JLLの調査では好みもハッキリ。都内の取得額に占める外国勢の割合は、12年に10%だったのが13年には12%に増え、14年は1〜3月だけで19%まで伸びた。
ここでも目立つのが中国系の爆買い。目黒雅叙園も巨額資金を誇る中国政府系ファンドのCIC関係企業が1400億円で買い入れた。
「上昇分を織り込んでも、この2年で進んだ円安でドル建て価格は3分の2ほどで、バーゲン状態。台湾資本も購買欲を強めています。バブルといわれる台北市内でも利回りは2%未満。それに比べ、日本は都心部でも3.5%を見込める。買わない手はありません。もっとも投資目的ですから、不測の事態になれば一斉に引き揚げてしまう。そうなれば一気にバブル崩壊です」(不動産関係者)
このバブルは長くもっても17年までだ。
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