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社内でも株主争奪戦(C)日刊ゲンダイ
父娘が厳しい監視…大塚家具“究極の踏み絵”に社員が悲鳴
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158175
2015年3月19日 日刊ゲンダイ
父・勝久会長(71)と娘・久美子社長(47)によるバトルが続く「大塚家具」。今月27日の株主総会に向け、委任状争奪戦(プロキシファイト)が激化しているが、両者の間で板挟みになっている現場の社員からは悲鳴が上がっている。
「社員はみな平静を装って仕事をしています。でも、企業価値が下がっていることに対する怒りと同時に、“どちらの側についているのか”と監視される状態に震えています。雑誌では、大塚家のプライベートの情報まで出ていて、不快です。正直、モチベーションは下がりますね。本当に早く終わってほしいです」(大塚家具社員)
中でも特に社員を悩ませているのが、究極の“踏み絵”だ。大塚家具には、3%の株を保有する「従業員持ち株会」があり、社員約530人が議決権を持つ。通常、議決権は統一行使をするが、今回は異例の扱いで各社員の自由投票となっている。社員は、父か、娘か、どちらかを選ばなければならないのだ。
選択を迫られる社員に対し、久美子社長は〈勝久氏の提案に賛成するようにとの勧誘を会社内で行うことは、コンプライアンス上問題となり、就業規則にも反します〉と文書で通達。勧誘を見つけたら連絡するよう社員に求めるなど、締め付けは厳しい。
「先週、久美子社長が弁護士と突然現れ、持ち株会に加入する社員を集めて、説明を始めました。『持ち株会は会社の組織の一部だから、会社提案に賛成するのは当たり前です』という趣旨の発言をして、その場で賛否を投票させていました。とまどった社員も多かったようです」(別の大塚家具社員)
社内にはピリピリムードが充満している。久美子社長は本社が入るビルの一室にこもって、株主総会などへの対策を練ることが多いという。一方、勝久会長と長男の大塚勝之専務(45)は、表面的には社内で通常業務をこなしているようだ。ただ、“見回り”の意味もあるのか、週末には店舗に顔を出すこともあるという。
双方から監視される形で、業務を続ける社員はたまったもんじゃない。
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