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苦境に陥るアメリカ人
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4842787.html
2015年03月18日 NEVADAブログ
世界中の株式が金融緩和マネーで上昇しており、これは不動産も同じです。
株はまだ所有していなくても何ら問題はありませんが、不動産は違います。
特に、レントコントロールが厳しいニューヨークは、アパートの所有者が空き部屋のまま放置している例が多く、結果として貸部屋の供給が少なく、家賃が上昇しやすくなっているのです。
CNNは過去5年間でニューヨークでは家賃が50%以上上昇していると報じていましたが、この間、ニューヨーク市民(郊外を含む)は8%しか収入を増やしていません。
家賃が50%も暴騰している中、収入が8%しか増えていないとなれば、とても同じ広さのアパートには住めませんし、仮に住もうと思えば生活をかなり切り詰める必要が出てきます。
結果、ニューヨーカーたちは家賃の為に働いているような状況に陥っているのです。
これでは生活にゆとりなど生まれませんし、消費など増えるはずがありません。
今、アメリカでは『収入は減る、家賃は上がる』というとんでもない状況になってきている地方都市も出てきており、いつ住民の怒りが爆発するか分かりません。
金融緩和マネーで潤う人がいる中で多くの者が苦境に陥っている状況をCNNが報じており、この声が国民に広く行き渡り大きな声となれば、FRBも今の緩和策が失敗であるとして、金融引き締めに動くことになります。
FRB・アメリカ政府は国民を見捨てて金融村を助けているばかりである、という声が強くなれば、政権は大きな転換をせざるを得ません。
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