http://www.asyura2.com/15/hasan94/msg/422.html
Tweet |
カジノブームの終焉(マカオ)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4841074.html
2015年03月15日 NEVADAブログ
カジノブームに沸いていた【マカオ】経済が大失速しており、カジノ従業員の1万人解雇という噂も現実味を帯びてきています。
−17.2%
これは、マカオ政府統計調査局が発表しました2014年第4四半期の実質GDP(前年同月比)です。
−0.4%
これは2014年通年の実質GDPですから、如何に10-12月期が減少しているか分かります。
この減少はカジノ不振が原因となっており、2014年のカジノ売上高は2013年に比べ、<−2.6%>となっており、この減少はカジノホテル(ビジネス)が外資に解放されてから始めてとなっています。
ところが、マカオ訪問者数は一年前に比べ+7.5%の3150万人となっており、如何にお金を使うVIPが来ていないか分かります。
ある専門家は「貧乏人ばかり来て100万ドル(1億円)単位で使うVIP(いわばカモになりますが)が居なくなっている」と嘆いていたようですが、これはアメリカのアトランティックシティーでも同じであり、相次いでカジノホテルが閉店しているのと同じです。
今やカジノで一攫千金という時代ではなく、一攫千金であればパワーボールやサッカーくじがあり、
何もわざわざ高いお金を払ってカジノに行かなくても良いとなってきているのです。
アメリカのパワーボールは100億円単位の一等賞金であり、カジノのスロットマシンの賞金とは比べ物になりません。
日本のサッカーくじも最高賞金は6億円、10億円となっており、カジノでの賞金とは比べ物になりません。
次に、テーブルゲームとなりますが、これも時間の割にはリターンは少なく、次第にバカバカしくなってきてしまっているのです。
勿論、頭脳ゲームを楽しむ者もいますが、賞金という面では、今のパワーボールやサッカーくじ、更にはFX等に敵わなくなってきているのです。
今後、世界的新興国不況が世界を襲いますから、カジノに依存している国や地域は大変な目にあうと言えます。
日本でもパチンコ機器メーカーの倒産がありましたが、今後、相次いで淘汰される企業が出てくる筈です。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。