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風は久美子社長側に吹いているといわれるが…(C)日刊ゲンダイ
暴露合戦で会社疲弊…“場外乱闘”に突入した大塚家具騒動
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158082
2015年3月14日 日刊ゲンダイ
父娘が骨肉の争いを続ける「大塚家具」。13日、大塚久美子社長(47)が3度目の会見を行い、議決権行使助言会社のグラス・ルイス社が、久美子氏側を支持していることを明かした。
グラス・ルイスとは、機関投資家に対して、議決権行使時の判断材料となる指標などを示し助言する会社だ。業界2位の同社と1位のISSとで97%のシェアを誇り、投資家に対して多大な影響力を持つ。委任状争奪戦(プロキシファイト)において、いまだ態度を明らかにしていない株主が多い中、今回の支持はその行動を大きく左右しそうだ。
今月27日開催の株主総会をめぐっては、大株主の米投資ファンド「ブランデス・インベストメント・パートナーズ」が、久美子氏側の会社提案に賛成の議決権を行使すると表明したばかり。追い風は久美子氏側に吹いているように見えるのだが……。
「13日の久美子氏の会見は、経済部所属の記者しか参加を許されなかった。会場に来たにもかかわらず締め出された社もあり、超厳戒態勢でした。『最初の会見は入れたのに何でだ』と怒り出す記者もいました」(メディア関係者)
こうなった背景は、もはや、大塚家具騒動が場外乱闘と化しているからにほかならない。久美子氏の高校時代の写真が出てきたり、マッサージ店に向かう様子が報じられたり、本筋とは違ったところでの“暴露合戦”が続いている。肝心の顧客は置いてけぼりで、恐らく、どんどん、売り上げは下がるだろう。
「双方、景気のいいことばかり言っていますが、親子ゲンカに翻弄された会社はどうなるのか。株主総会後には株価も下がるだろうし、厳しい局面を迎えるのは必至です。結局、得したのはプロキシファイトで儲けた外資系ファンドだけということになるでしょう」(株式評論家の倉多慎之助氏)
お家騒動で、失ったものは計り知れない。
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