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再び原油安…IEAの「価格安定、うわべだけ」指摘に反応 今後も神経質な展開か
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150314-00000501-biz_san-nb
SankeiBiz 2015/3/14 11:19
【ワシントン=小雲規生】13日のニューヨーク原油先物相場は、指標の米国産標準油種(WTI)4月渡しの終値が前日比2・21ドル安の1バレル=44・84ドルとなり、約1カ月半ぶりに45ドルを割り込んだ。国際エネルギー機関(IEA)が13日発表の月報で、50ドル前後で推移してきた原油価格のさらなる下落を示唆したことなどが材料視された。
米国では昨年6月以降の原油安で採算がとれなくなった米国の原油開発企業が石油採掘装置(リグ)の稼働数を減らしていることなどから、シェールオイル生産が減るとの見方が拡大。需給の改善が意識され、原油価格は今年2月に入ってから50ドル前後で推移してきた。
しかし、IEAは月報で足下の原油価格の安定は「うわべだけのものだ」と指摘。原油価格底打ちのためには、さらなる生産調整が必要だとの見方を示した。
米エネルギー情報局(EIA)によると、今月6日時点の米国の原油在庫(戦略備蓄を除く)は4億4888万バレルと9週連続で増加し、生産量減少の兆しはみられていない。
リグの稼働数減少にもかかわらず、生産量が減らない背景には、「各社は生産効率の悪い産地でリグの稼働を減らす一方、効率の良い産地では生産量を増やしている」(関係者)との見方がある。
価格底打ち期待が遠のけば、さらに買いが手控えられるおそれもあり、原油価格は今後も神経質な展開が続きそうだ。
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