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写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ
「経済苦」が減って…自殺理由「仕事疲れ」が急増の深刻背景
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/158048
2015年3月14日 日刊ゲンダイ
昨年1年間の全国の自殺者は2万5427人。一時は3万人超だったが、1998年以前の水準にまで減った。「経済・生活」が理由の自殺は09年比51%もの減だった。
一方で見過ごせないのは、「仕事疲れ」による自殺の急増である。685人で昨年より36人増。「経済苦」は減っているわけだし、大手企業中心に給料が微増だから、職場は和やかな雰囲気になりそうなものだが、いったい何が起きているのか。
人事コンサルタントの菅野宏三氏が言う。
「良くも悪くも景気が変わる節目は、職場環境に“異変”が起きやすい。仕事が忙しくなり、上司の口調や顧客の扱いなど仕事のやり方が、荒っぽくなる。今回のように、景気が上向けば、ここぞとばかりに儲けようと、『イケイケどんどん』で高い目標をぶちあげる。例え賃金が上がっても、仕事のノルマについていけず、ストレスがたまるのです。うつ状態でなくても、突発的に電車に飛び込むケースは増えます」
転職市場に乗りにくい、管理職クラスの45歳以上は特に危険だという。
先の自殺者の統計で年齢構成を見ると、60歳代は4325人、40歳代は4234人、50歳代は4181人。全体の約半数を中高年世代が占めている。
「加えて、このようなストレスに弱いのは、私が面談した経験から、ホワイトカラーの高学歴男性が多いと言えます。まじめで寡黙、律義な性格で、荒っぽい雰囲気を受け入れられず、孤立感にさいなまれます。些細なことにも敏感になってしまう。例えば、『ランチ用に、社内の冷蔵庫に入れていた総菜のパックの位置が変わった』『机の上の文房具が別の場所に移っていた』など、ちょっとしたことを『いじめられているのではないか』と受け止め、悩むといいます」(菅野宏三氏)
隣のあいつは大丈夫か。職場を見回した方がよさそうだ。
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