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87年と値動き傾向がソックリ(C)日刊ゲンダイ
87年と値動き酷似…市場が警戒する「ブラックマンデー」再来
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157908
2015年3月11日 日刊ゲンダイ
2009年の3月10日、日経平均はバブル後最安値となる7054円まで下落した。現在(10日終値は1万8665円)の半分以下の水準である。そのため、「この時期は、どうしても悪夢におびえる」と市場関係者がこう言う。
「株価が高値圏で推移しているだけに、市場に過熱感が充満しています。そればかりか、ブラックマンデー再来を予感させるシグナルがいくつも出ているというのです」
ブラックマンデーは1987年10月19日に起きた史上最悪の暴落だ。NYダウは1日で508ドル(22.6%)も下落し、日経平均は15%近く下げた。その悪夢再来とは穏やかじゃないが、「現在の値動きは、当時とソックリ」と言われているのだ。
日経平均の値動きを追うと、確かに14年7月までは酷似し、その後の上昇カーブは、現在のほうが緩やかながら、値動きの傾向は似ている(別表参照)。
「もっと不気味なのは、今と同じように、ブラックマンデーの前に原油安や金(ゴールド)価格の上昇が起きている点です」(株式評論家の杉村富生氏)
86年5月、サウジアラビアが仕掛けた価格競争で、原油価格は1バレル=10ドルを割り込んだ。金価格は85年からブラックマンデーまで上昇していた。
昨年からの原油安は底が見えてきたとはいえ、1バレル=50ドル前後と低水準にある。金は2月から上昇傾向だ。
「日経平均などの指数は順調に上昇していますが、スカイマークの倒産以降、中小型株は乱高下続きで変調をきたしています。家電メーカーなど“次の倒産”を警戒する投資家も増えてきた。相場の波乱要因です」(株式アナリストの黒岩泰氏)
世界経済も綱渡りが続いている。
ギリシャ危機やウクライナ情勢、イスラム国の脅威に加え、米朝開戦まで囁かれだした。
「16日が最も危ないといわれています。ブラックマンデーと同じ月曜日だし、このころに日銀や米FOMCの金融政策決定会合があるので、何が飛び出すか分からない。さらに3月決算の企業は、利益確定のため保有株を大量に売却する時期でもあります。注意したほうがいいでしょう」(市場関係者)
無事、通過すればいいが……。
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