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東京円、一時7年8カ月ぶり円安水準に下落
http://www.asahi.com/articles/ASH3B3DB9H3BULFA00Q.html
2015年3月10日12時49分 朝日新聞
10日の東京外国為替市場は、米景気が堅調との見方を受けて円安が進み、円相場は一時、2007年7月以来約7年8カ月ぶりの円安水準となる1ドル=122円台まで下落した。正午時点では、9日午後5時より81銭円安ドル高の1ドル=121円68〜73銭。対ユーロでは、同39銭円安ユーロ高の1ユーロ=131円71〜73銭だった。
前日の米国市場で株高が進んだこともあって、市場では「米景気の回復期待が高まっている」(大手銀行)との見方が広がった。今後の米国の利上げで日米の金利差が拡大するとの見通しが強まり、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。近年で最も円安が進んだ昨年12月の1ドル=121円80銭台の円安水準をさらに割り込み、ドル買いの流れに拍車がかかった。
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ドル121円後半、3カ月ぶり高値目前に上げ渋り
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0M608520150310
2015年 03月 10日 12:25 JST
[東京 10日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の121円後半。ドルは早朝から、オプション関連のオーダーや、株高、実需筋の買いに支えられ上値を伸ばした。ただ、12月初旬につけた121.86円が目前に迫ると、投機筋中心の売り買いが交錯し、上げ渋った。
期末・年度末を控えた五・十日に当たるこの日は、実需のフローが売買両サイドで見られ、買いが優勢だったという。早朝の取引では、「まとまった規模でのドルコールの買い観測で(スポットでも)ドル買いが進んだ」(外銀)という。
ドルはその後121.76円まで上値を伸ばし、12月8日に付けた3カ月ぶり高値121.86円に迫った。ただ、高値では投機筋の利食い売りがさみだれ式に流入し、伸び悩んだ。
午前の取引では日経平均が上げ幅を縮小する一方で、米中長期金利が上昇した。投機筋の一部では、米中長期金利の上昇に連動して自動的にドルを買うシステムが作動したもようだ。
米10年国債利回りは2.2023/2.2005%の気配で、ニューヨーク終盤の2.1898%から小幅に上昇している。
ダラス地区連銀のフィッシャー総裁は9日、米連邦準備理事会(FRB)は利上げを先送りした後に急激に引き上げるより、早期に利上げに着手しあと、段階的に動くべきとの考えを示した。同総裁の発言は、ドル買い安心感を誘ったという。
<中国CPI>
中国国家統計局が発表した2月の消費者物価指数(CPI)は、前年比1.4%上昇で、ロイターが集計した予想(同0.9%上昇)を大きく上回った。前月比では1.2%上昇で、これも市場予想(同0.8%上昇)を上回った。食品価格CPIは前年比2.4%上昇、食品以外は0.9%上昇だった。他方、2月の中国PPIは前年比4.8%低下、市場予想は4.3%低下だった。
一連の中国物価データを受けて、ドルは一時121.74円付近まで買い進まれたが、間もなくいったん下落した。一方、原材料の輸出入などで中国経済と関連性が強い豪ドルは目立った反応を示さなかった。
市場では、「春節の連休の影響が出て、生鮮食品価格の大幅な上昇が消費者物価を押し上げた。ただ、経済にはなお根強い下押し圧力がかかっている。われわれは、近い将来に銀行預金準備率の引き下げがあるとみており、4月の経済指標がさえない内容なら5月に追加利下げがあると予想している」と華融証券のマクロストラテジスト、HAO DAMING氏は言う。
<独連銀総裁がQEを疑問視>
ユーロは1.0824―1.0855ドルのレンジ内での推移となった。
前日の東京時間に一時1.0822ドルと、2003年9月以来11年半ぶり安値を付けたあと、ニューヨーク時間には反発ムードが優勢だったが、足もとでは再び軟調な値動きとなっている。
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのワイトマン独連銀総裁は9日、この日から開始した欧州中央銀行(ECB)の量的緩和(QE)策について、金融と財政政策の境界をあいまいにし、ユーロ圏各国の財政再建への取り組みを遅らせるおそれがあるとして、あらためて否定的な立場を示した。講演原稿で述べた。
総裁は「物価圧力の弱さは、ECBがより拡張的な金融政策を講じる根拠となり得るか疑問」と指摘。「一部で言及されているデフレリスクは極めて低い」とし、理事会メンバーの大半がこの見解を共有していると述べた。
また流通市場での国債買い入れは中銀規則で禁じられていないものの、「買い入れにより、ユーロシステムは各国の最大の債権者になるため、金融、財政政策の重なりが著しく大きくなる」とし、各国政府が必要な財政再建努力を怠ることにつながりかねないとして懸念を表明した。
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
正午現在 121.67/69 1.0824/28 131.71/75
午前9時現在 121.42/44 1.0833/37 131.54/58
NY午後5時 121.14/16 1.0852/53 131.46/50
(為替マーケットチーム)
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