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業界2位に浮上(C)日刊ゲンダイ
伊藤忠を軸に小売再編 ファミマ&サンクス経営統合の舞台裏
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157822
2015年3月7日 日刊ゲンダイ
昨年からくすぶっていたコンビニ再編が、いよいよ動き出した。2015年2月期の通期決算発表を前に、業界3位のファミリーマートと4位のサークルKサンクスを傘下に抱えるユニーグループHDが経営統合するという。関係先などに内々に伝えられ、近く発表されそうだ。コンビニ3位と4位の統合で、店舗数と売上高は2位のローソンを抜くことになる。
「コンビニ業界は1位のセブン─イレブンの独り勝ち状態です。2位のローソンは15年2月期の営業増益を確保し、セブンに付いていっていますが、ファミマとサークルKサンクスはともに営業減益で厳しい。明暗クッキリなのです。ファミマの筆頭株主は伊藤忠で、サークルKサンクスの親会社のユニーグループHDにも伊藤忠が2.9%出資していることから、両者の統合は以前からウワサされていました。統合後に店舗のブランド名をどうするのか。ファミマに統一した方が効率は高まりますが……」(経済ジャーナリスト)
かねて「5万店が飽和点」といわれたコンビニ業界は、すでにその水準を突破しているうえ、既存店売上高は、消費増税の影響もあり、今年1月まで10カ月連続でダウン。そんな中、15年2月期の通期の営業利益の見通しは、ファミマが7.6%減の400億円、サークルKサンクスは17.5%減の78億円しかなく、もがいている。
「半年ほど前に、『ユニーグループがサークルKサンクスを売却する』という一部報道が出た際、ユニーは完全否定でした。しかし、コンビニ事業を立ち上げた創業者が今年の正月に亡くなったうえ、グループ全体の業績不振の責任を取って、HDの会長と社長が2月末に退任しました。新社長は会見で再編について『今後ありえなくはない』と含みのある発言をしていました」(業界関係者)
今回の統合は、単なるコンビニ再編で終わらず、大掛かりなものになりそうだ。伊藤忠を軸にして、ユニーグループそのものがファミマと統合し、大きな小売業グループを目指す。
業界関係者は今後の動きを固唾をのんで見守っている。
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