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発売から半年でトップ10入り
初動100万本突破 主婦目線がウケたハウス「まぜてマジック」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/157585
2015年2月28日 日刊ゲンダイ
マヨネーズとまぜると「タルタル旨だれ」に、しょうゆと合わせると「和風甘酢だれ」に変身! といった具合に、家庭にある調味料とまぜるだけでいろいろな料理のたれやソースができる、ハウス食品の合わせだれの素「まぜてマジック」が好調だ。2014年8月の発売から1カ月で100万本を突破。初年度売り上げ目標10億円達成も確実の勢いである。
開発のスタートは12年春。きっかけは女性研究員の主婦目線だった。
「食生活の多様化で冷蔵庫の中の調味料は飽和状態。たとえばタルタルソースなど、使用頻度は低いがないと困る調味料があふれている。一方で10年ごろから続く合わせだれブーム。料理雑誌などで合わせだれをつくる特集が人気を得ていたことから、1本で汎用性の高い合わせだれの素の発想が浮かんだ」(食品事業二部チームマネジャーの伊藤秀一郎氏)
さっそく各種ドレッシングや調味料を分析すると、その共通素材は「砂糖」「塩」「酢」であることが判明。この3つをベースにすれば、合わせる素材によっていろいろに変化する万能だれができると確信した。だがそこからが長い道のり。商品の性格上、特徴がありすぎてもダメ。甘さと酸味のバランスを見いだすのに苦労する。味にまとまりを出すため野菜や香辛料なども厳選。決め手となる具材には万能な「たまねぎ」を採用した。
■25たれ、100レシピで投入
そして14年、ついに完成した自信作。従来にない商品だけに当初はどう売るかに悩むも、熟慮の末、「まぜてつくる楽しさ」の訴求へ。発売と同時に独自の料理レシピを自社サイトで公開することに。
「25種類の調味料と合わせた25たれ。それを使った各4メニューの合計100レシピ。開発には3カ月を要した」(伊藤氏)
テレビCMも投入し、店頭用に小冊子も用意。さらには試食の実施など、練りに練った販売戦略でスタートダッシュに成功した。
汎用性とともに手軽さも人気の理由。まぜて“味を決める”ことで、ちゃんと“料理をしている気分”になれる。男の料理にもぴったりだ。
「まぜてマジックは、いわば“未完成品”。だからこそバリエーションが広がり、つくる楽しみが味わえる」(伊藤氏)
年間売上高10億円は、ドレッシング類市場においてトップ10に入る規模。文句なしのヒットである。
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