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長女の大塚久美子社長は余裕?
「大塚家具」委任状争奪戦 ”骨肉争い”は長女の社長がリード
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157591
2015年2月28日 日刊ゲンダイ
経営権をめぐって、父娘が壮絶な“骨肉の争い”を繰り広げている「大塚家具」。大塚久美子社長(47)と創業者で父親の大塚勝久会長(71)の関係は、もはや修復不可能で、バトルは最終段階に突入した。3月27日の株主総会に向け、両者は委任状争奪戦(プロキシーファイト)に入ったが、入念に準備を進めてきたとされる久美子氏がどうやら“優勢”のようだ。
「質問をさえぎるな」──。記者からの怒号も飛び交った26日の久美子氏の会見。狭い会場に150人を超える報道陣が詰めかけ、異様な雰囲気となったが久美子氏は冷静だった。
「おそらく株主総会で結論が出ると思います」
時折、笑顔を見せ、「プロキシーファイト」への自信をのぞかせた。
プロキシーファイトとは、対立する経営陣が、株主から議決権行使の委任状を集めて多数派工作することをいう。要は株を多く集めた方が“勝ち”だ。
久美子氏は現在、約10%の株を持つ大塚家の資産管理会社「ききょう企画」を支配。さらには、約10%の株を持つ米投資ファンドを味方につけたともいわれている。持ち株は合わせて20%だ。
一方、筆頭株主である勝久氏の持ち株は約18%。妻の千代子氏が約2%保有しており、合計20%。数字は互角だが、社長に復帰した1月末から急速にメディアに露出してきた久美子氏は、すでに大株主に接触、動きが早い。
「久美子氏は取締役と監査役候補にも小売りの専門家を3人揃えた。元三越常務取締役の宮本恵司氏と元イトーヨーカ堂取締役の稲岡稔氏、小売り担当の元有名アナリストです。大株主の説得材料になるでしょう」(証券アナリスト)
そのうえ、プロキシーファイトになったことで、大塚家具の株価はきのう、ストップ高になった。
「久美子氏は勝久氏に安値で株を買い占められる前に勝負に出た」(前出のアナリスト)とみられている。
“劣勢”の現状を勝久氏の関係者はこう吐露する。
「こちらは会見まで沈黙を守り、ギリギリまで話し合いで解決する方法を探ってきたんです。しかし、一方的に久美子さんサイドが仕掛けてきた。メディア行脚をしたという話も聞いています。雑誌などでコメントを出して、“会長は古い”という印象を植え付けてきた」
大塚家も真っ二つだ。取締役候補として、久美子氏側は次男・雅之氏と三女の夫・佐野春生氏を示したのに対し、勝久氏側は長男・勝之氏を示した。「長女(久美子氏)、次男、次女、三女」VS「父、母、長男」という4対3の戦いになっている。1月の取締役会で解任された勝久氏は「(取締役の)三女の旦那が賛成に回ったから解任された。三女の家庭には目をかけてきたのに、なぜ(勝久氏側に)反対したのかわからない。クーデターだ」と恨み節を口にしている。
攻め続ける娘が、そのまま逃げ切るのか。
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