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写真はイメージ (C)日刊ゲンダイ
人材コンサルタント直伝 「部下なし管理職」生き残りの3カ条
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/157547
2015年2月27日 日刊ゲンダイ
希望すれば65歳までは会社に残れる時代とはいえ、花束をもらって去るまで同じ職場で働ける人はそう多くはない。ピークを過ぎたと自覚したら、会社での振る舞いにもベテランなりの作法がある。それが最後まで生き残るコツだ。
自分の名刺を見ると、「特任部長」の肩書。何だか偉そうな気もするが、早い話が“部下なし管理職”である。
現在、部長になれる人は全社員の3%、課長は8%(厚労省「賃金構造基本統計調査」=09年)の狭き門だ。
すでに能力のピークは過ぎ、さりとて若い頃のような踏ん張りも利かない。しかし、ベテランでも必要とされる人材はいる。
人材コンサルタント「パルトネール」の麻野進代表がこう言う。
「部下なし管理職で生き残るには、〈若い頃の5割増しの業績を上げる〉〈経理など余人をもって代えがたい仕事をする〉〈若手のサポート役に回る〉の3つがあります。前の2つは難しく、目指すべきはサポートです」
コレが職場に波風立てず、ひっそり65歳まで生き残るための第一歩。加えて以下の作法を守れば万全だ。
1.残業をしない
まず、残業はしないこと。よく間違えられがちだが、長時間労働の努力を評価されるのは35歳まで。一般職OLが定時に帰った少しあと、「それでは僕も」と席を立つのが、部下なし管理職のたしなみだ。
「役職定年になると、法律上は残業代が復活。会社にとってはコストになるからです」(麻野氏)
2.飲み会はノンアルコール
たまには、職場の若手と新橋に繰り出すのもいい。しかし、飲むのはノンアルコール。医者に飲酒を禁じられたなど言い訳はいくらでもある。
「50歳を過ぎたらノンアルコール・ビール。若手の愚痴の聞き役に徹します。また、喫煙室では肩身の狭い者同士が愚痴を言い合いますが、上司批判は厳禁です。聞いた人がまた別の人に必ず言います。喫煙室ほど怖い場所はありません」(麻野氏)
酒を飲まない2時間は長く感じるが、その2時間で同僚たちの評判は確実にアップ。年下の部長に「鈴木さんは昔は怖かったけど、今はカドが取れた」なんて思われたらシメたもの。地方の営業所に配属される可能性はグッと低くなる。
3.派遣社員とお茶
その“いい評判”を手に入れるには、一も二もなく派遣社員への親切から始まる。年下上司が派遣の女性たちをランチに誘うこともある。その際、「鈴木さんて面白い人ですよね」なんて褒められたら効果は絶大。彼女たちは出世などの利害関係がないため言葉にも信憑性がある。
「営業先を回ったら彼女たちにたい焼きを買ってくる。私が見た人で60歳を過ぎても慕われて職場に残っている人は、派遣社員と仲良くやっている人たちです」(麻野氏)
60歳以降の継続雇用が正社員、嘱託・契約、それともアルバイトかでは待遇も大きく違う。部下なし管理職時代の“作法”が生きてくる。
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