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「ソニー魂」消滅!復活最後の鍵は「車の自動運転」(週刊FLASH)
http://www.asyura2.com/15/hasan93/msg/831.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 2 月 26 日 07:05:05: igsppGRN/E9PQ
 

「ソニー魂」消滅!復活最後の鍵は「車の自動運転」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150226-00010002-jisin-soci
週刊FLASH3月10日号


 2月18日、向こう3年間にわたるソニーの中期経営計画が発表された。平井一夫社長(54)はウォークマンを抱えるビデオ&サウンド事業を10月1日をめどに分社化し、ゲーム、映画、音楽、半導体を成長の柱にすると発表した。スマホとテレビはビジネス上のリスクがあるとして「売却・提携も視野に入れる」とも。

 見方によっては、ものづくりからの撤退宣言だ。この発表を聞いて失望を隠せないのが、ソニーのリストラ問題を月刊誌で連載している元読売新聞編集委員でジャーナリストの清武英利氏。

「中身が空疎で寂しい会見だった。これがあのソニーだと思うと悲しかった。ソニーは’97年に最初の早期退職プログラムを実施して以来、延々とリストラを続け、いまも希望退職者を募集中です。気骨ある人が去り、エンジニアたちを切った、傷みを知らないトップの下で再生が果たせるとは思えない」

 現役時代、ウォークマンの設計に関わっていたOBの豊郷和之氏も憤慨を隠さない。

「技術者を大切にせず、MBA(経営学修士)取得者をトップにして、経営をマニュアル化したのがソニー低迷の原因です。いまのソニーからはものづくりが大好きな社員が消え、人がやらないことをやろうというソニースピリッツが完全に消えてしまった」

 だが、今回の発表を市場は歓迎している。不調なソニーの株価がなぜか上昇中なのだ。記者会見の翌日、日経平均株価が15年ぶりの高値になった。ただアベノミクスの勢いに乗っただけとの見方もあるが、そんな単純なことではないと話すのが、デジタルメディア評論家の麻倉怜士氏。

「AV機器を分社化すれば、ソニー本体にはデジカメと半導体しか残りません。でも、いまは画像処理の半導体(イメージングデバイス)を使うならソニーしか考えられないという状況ですから、今回の発表は評価できます」

 ソニーのスマホ用イメージングデバイスの世界シェアは、現在40%を超えている。これを’17年度までに50%強に拡大させる計画だ。そして、この技術はスマホ以外にも有効だと、経済ジャーナリストの岩崎博充氏は言う。

「それがいま世界中で研究が進んでいる自動車の自動運転です。自動運転するには、近くを走る車との距離を計測したり、明るさを測ってライトを自動点灯する必要があります。一般的な車載センサーの10倍もの感度を持つソニーの技術は、引っ張りだこでしょう」

 今回の会見では触れられなかったが、ソニーは世界有数の人工知能技術を持つ日本のベンチャー企業ZMPに出資し、自動運転に必要な部品を共同開発すると発表している。意外なところでソニーの逆襲か。


 

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コメント
 
01. 2015年2月26日 22:48:23 : gWro6EPibk
ソニータイマーを内蔵した車載センサーなんて、タカタのエアバッグよりも危険じゃないか。

02. 2015年3月01日 00:30:29 : gWro6EPibk
またかと言われそうだが、ソニー共同創業者の一人である井深大氏が、魂をこめた事業が、ソニーの短波ラジオだ。現在ではワールドバンドレシーバーと呼ばれ、幾多の名機を世に送ってきた。井深大氏は、自らも国際短波ラジオ放送の熱心なリスナーであり、アメリカ連邦政府が運営する国際放送、ボイス・オブ・アメリカの日本語放送課長であった、フランク・正三・馬場さんと長年に亘る親交は、愛好家の間では今日なお伝説となっている。

ソニーは放送受信愛好家のために、自らも積極的に情報提供を行なってきた。1970年代のBCLブームの頃には、TBSラジオで深夜番組として「BCLジョッキー」のスポンサーをつとめていた。1980年代には、ラジオたんぱ(現在のラジオ日経)の「BCLワールドステーション」のスポンサーをつとめていたのである。

インターネット時代になると、ソニーは関連会社、エフ・コーポレーションを設立し、同社のウェブサイトで愛好家に向けて情報を提供した。下のリンクを見てほしい。

世界の短波放送局情報
http://www.wavehandbook.com/jp/index.html

●このウェブサイトが、2015年3月31日を持って大幅に運営を縮小すると言う。このような注意書きが添えられている。

★「世界の放送局情報」と「アンテナについて」のページは、2015年3月末日をもって提供を終了させていただきます。
長らくご愛顧いただき、誠にありがとうございました。★

●このウェブサイトの内容は、上の二つが大部分なので、事実上の閉鎖に等しい。愛好家向けの「ウェーブハンドブック」は、今後も要望があれば郵送するとしているが、内容は英語だ。日本語版はない。また掲載内容は年一回の改訂をしているとあるが、今後はどうなのか全く不透明である。

BCLの間では、これらの動きから見て、どうもワールドバンドレシーバーから撤退するのではないかとの噂が飛び交っている。ソニーの最新機種は、2001年に登場したICF-SW7600GRだが、もう14年も経過している。それ以降、中国大陸のメーカーが新機種を次々と投入して、ソニー製品の市場を奪っている。今や、世界的に売れているのは、中国大陸TecsunのPL-660だが、ソニーのライバルに比べて同期検波の性能が低いとされている。だが昨年末、後継機種のPL-680が登場した。こちらはソニーICF-SW7600GRと同等の性能を実現したと伝えられている。

ソニーも、井深大氏の手がけた入魂の事業であったワールドバンドレシーバーの販売を、これ以上続けることはできないと判断したのではないか。既に生産は1980年代のうちに東京・大崎の創業地から、秋田県の「十和田オーディオ」に移管されていたが、同社も2012年に大規模リストラを行なって、日本国内の生産体制を大幅に縮小。主力工場は中国大陸に移転したという。

当方がある愛好家から聞いた情報では、ソニーは2015年4月以降も海外市場で短波ラジオの販売は続けるという。同社は中東方面でICF-J40などを販売しており、欧州とオセアニアではICF-704Sを販売している。だが日本国内では、ラジオ日経が聴けるラジオを残すものの、今後は全く不透明だそうだ。確かなことは、ワールドバンドレシーバーの新機種開発は今後、行なわないそうである。

このワールドバンドレシーバー事業は、世界的に中国大陸製品にほぼ押さえられており、ソニーは日本国内価格の半分以下で海外販売を行なっている状態である。かつて言われた、内外二重価格の典型例だ。当然、採算割れである。撤退することにより、ソニーの損失は軽減できる。この見通しがあるからこそ、ソニーの株価は上がっているのである。だが、相次ぐ撤退と共に、創業者の井深スピリットは完全に失われてしまった。あってもなくても、どうでもいい電機メーカーになってしまったのである。

ソニーがオセアニアで販売する、ICF-704Sです。

Sony ICF-704S AM/ FM mains/ battery radio is a fine performer.
https://www.youtube.com/watch?v=kueDUqFL0y8
●動画投稿された方は、オーストラリア人です。

ソニーが中東で販売する、ICF-J40です。

Radio Romania International 9540Khz SONY ICF-J40
https://www.youtube.com/watch?v=lNEq33D1R6A
●1960年代の雰囲気を今に伝える貴重なラジオです。


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