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会社員の人材としての“値打ち”は30代前半で決まる(@DIME)
http://www.asyura2.com/15/hasan93/msg/810.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 2 月 25 日 08:38:15: igsppGRN/E9PQ
 

会社員の人材としての“値打ち”は30代前半で決まる
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150225-00010000-dime-soci
@DIME 2月25日(水)8時20分配信


「会社員の人材としての値打ちは、30代前半から30代半ばにかけて決まる」と、著名な人事コンサルタントやエコノミストが、以前、取材で会った時に話していた。私が企業の管理職や役員、人事部などを取材していても、これに近いことを話す人は多い。今回は、「会社員の人材としての値打ちは、30代前半から半ばにかけて決まる」ことを前提に、どのようにしたら、その年齢までに人材の価値を高めることができるのか、を考えたい。

1.「居場所」を見つけること

 この場合の「居場所」とは、次の2つの条件を満たす職場が前提条件となる。1つは、上司や先輩、取引先、クライアント、お客さんなどに認められたら、きちんと評価してくれる職場であること。もう1つは、「この部署で仕事ができて、幸せだ」と心から思える職場だ。もしかすると、こういう職場を見つけることのほうが難しいかもしれないが、いい仕事をするためには、2つの条件は大切だ。

 自分が好きな仕事をすることができたとしても、上司や周囲がきちんと評価し、認めてくれない限り、いい職場とは言えないし、「居場所がある」とも言えない。周りが認めてくれない限り、いい仕事を長く続けることはできないのだ。評価が低ければ、他部署に異動させられる可能性もある。

だが、30代前半〜30代半ばまでに、この「居場所」を見つけることができた人は間違いなく、同世代の中では前途が明るいグループに入っているといっていいだろう。私の経験論で言えば、40代になってから、「居場所」をみつけるのはあまりにも遅い。タイムリミットは、35歳前後だと考えるべきだ。

2.頭ひとつ抜きん出る

「居場所」を確保したら、同世代の中で、頭ひとつ抜きん出るような仕事をすることに目標にしよう。他の社員より10歩も20歩も先を走るほどの、大活躍が理想だが、相当難しいことだ。まずは、同世代の社員と比べて、「あの人は仕事に対する姿勢がいい」「いつも前向きに仕事に取り組んでいる」といった評価を受けるようになりたい。こういう評価の積み重ねで、やがては大きな仕事を任せてもらえるようになるはずだ。とりあえず、頭ひとつ抜きん出ることを心がけて仕事をするだけで周囲の評価も大きく変わるはずだ。

 会社では、誰もが真剣に仕事をしている。自分では「頭ひとつ抜きん出ている」と思っていても、低い評価である可能性が高い。上司などから評価されてこそ、本当に評価されているということを忘れてはいけない。

3.仕事の「型」をマスターする

 仕事には、様々な「型」がある。電話の話し方にしろ、メールの書き方にしろ、一定の「型」がある。営業の仕事でいえば、交渉先を見つけたり、アポイントメイントを取る場合にも「型」がある。こららの「型」をできるだけ早く、可能な限り、正確にマスターできると、仕事が楽しくなり、一定の成果や実績を残せるようになる。

 さらに、1つでも多くの「型」を貪欲に吸収したい。「型」を習得するのは、30代半ばまでがリミットだ。30歳になるまでにある程度の数の「型」を覚え、それを35歳までに完全に自分のものにすることが必要だ。40代になったとき、たくさんの「型」を確実に心得ていないと、大きく活躍することはもはや、難しい。管理職になったとしても、部下を育成することが難しいはずだ。部下から信用を得ることも、きっとできないだろう。

 ただし「型」を覚えたところで、常に思い描いたように仕事ができるわけではない。だが、何も知らずにがむしゃらに頑張るより、はるかに効率的で、質の高い仕事ができる。「型」をマスターした後で、アレンジしたり、応用したりするべきで、はじめから創意工夫があるわけではない。

4.私生活の足元を固める

 30代半ばから職場で大きな活躍する人は、結婚するにしろ、1人で生きていくにしろ、生きていく上での足元を20代半ばから30代前半までに固めていることが多い。足元を固めている人は、心や精神、意識が安定する傾向がみられる。例えば、上司が気にいらないから、ということで安易に転職を繰り返すことも少なくなる。会社を辞める時も、明確な理由を持つようになる。辞めた後の収入を確保するなどして、家族などを守らなければならないからだ。

 守るべき家族がいれば、仕事に対する姿勢も大きく変わる。上司をはじめ、周囲との人間関係を大切にしようとする。こうなると、仕事のレベルが一段と上がり、質の高いものになっていく。上司や周囲からますます信用されるようになり、会社としてもかけがえのない存在になっていく。すると、仕事がより一層、おもしろくなり、やりがいを感じられるようになるだろう。

 このようにして好循環が生まれると、30代後半以降、大きく飛躍するチャンスが広がる。だが、このサイクルを作ろうと思っても40代になってからでは遅い。30代前半である程度、でき上がり、35歳で完成の域に達していなければならない。

 33〜35歳は、会社員としてある意味、「勝負の時期」である。この時、会社の同世代の中で上位2割くらいに入っていないと、その後、様々な意味で苦しくなる。少なくとも、昇格という意味でトップグループに入ることは不可能になる。いったん、トップグループから脱落してしまうと、またそこに戻るのは相当難しい。私はこの20数年、様々な企業や人材を取材してきたが、そのような例を聞いたことがない。とにかく、33〜35歳は大事なステージだと思って、走り抜けてほしい。

文/吉田典史

@DIME編集部


 

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