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激化しているビジネスホテルの朝食戦争
ビジネスホテルの朝食が充実、有料でも食べたくなるサービス戦争が激化
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150223-00043821-playboyz-bus_all
週プレNEWS 2月23日(月)6時0分配信
ビジネスホテルの朝食戦争が激化している。各ホテルがいろんな趣向を凝らし、味だけでなく品数やパフォーマンス、コスパなどで差別化を図っているのだ。
無料でここまで?という朝食サービスの進化を先日は紹介したが(記事はこちら→http://wpb.shueisha.co.jp/2015/02/15/43599/)、有料でもさらに豪華で魅力的なビジホが増え、しのぎを削っている。
案内してくれるのは、1年365日違うホテルに泊まり歩いているという、ホテル評論家の瀧澤信秋氏。
「まずは頑張る地方のチェーンホテルから。最も印象深いのは群馬県高崎市にあるココ・グラン高崎です。ここの朝食は高級シティホテル顔負けのラインアップ。シェフが目の前でふわふわのオムレツを焼いてくれたり、味もビジホとは思えないレベルです!」
気になった週プレ調査隊は新幹線で一路、高崎へ!
まず、ホテルに入って驚いたのはロビーの豪華さ。ムーディなバーラウンジも併設されていて、その内装はまさに高級シティホテルそのもの。
翌朝。朝食はそのオシャレなラウンジで。まず、目に飛び込んできたのは目にも鮮やかな料理の数々! とにかく彩(いろど)りが美しいのだ。
並ぶのは、群馬県名物の上州太田焼きそばやこしね汁と呼ばれる煮物。そして手作りこんにゃく、味噌、梅干しまでもが地元産と、とにかく群馬県産にこだわった食材のオンパレード!
他にも手作りサンドイッチや手作り目玉焼きコーナーなどアミューズメント性もバッチリ。まさに、目からウロコの朝食であった!
「全国チェーンでいうと、ドーミーインの朝食も素晴らしいですよ。各ホテルでその土地ならではの名物料理が振る舞われています」(瀧澤氏)
というわけで、各ホテルごとにどんな料理が用意されているのかを同ホテル担当者に聞いてみた。
「一例なのですが、札幌ではイクラやカニ、イカをのせた海鮮丼。新潟ではカニ飯、津ではまむし丼、広島、姫路では穴子飯といった、ご飯ものを提供させていただいております。おかずでは小樽のイカや貝のあぶり焼き、大阪なんばの牛鍋、長崎の皿うどんや鹿児島のキビナゴ刺しなどを召し上がることができます」
うーむ、聞いただけでヨダレが出てきそう。朝から本当に食べきれるのか不安になってしまいそうなほどだ…。
さらに最近では、意外なところに力を入れているビジホも。サラリーマンの食事事情に詳しい定食評論家の今柊二(こんとうじ)氏が話す。
「若いうちは“食事より睡眠”という考え方の人が多いようですが、アラフォーを超えると急に朝食抜きでは体力がもたなくなるんです。そんな世代にありがたがられるのが米飯。それを考えてか最近、“米”に力を入れているビジネスホテルが多くなっていると聞きますね」
調べてみると、この1月からメニューをリニューアルして“米”に力を入れているというビジホを発見! 東京の立川グランドホテルだ。早速、広報に話を聞いてみた。
「このたび、パナソニックさんと提携して、最新の高級炊飯器を導入しました。お米も合鴨栽培の無農薬コシヒカリにこだわっています」
電器店で見かける10万円オーバーの炊飯器。どれだけおいしいのか気になった経験はないだろうか? 実際に食べてみると…驚き! お米が甘い。家電メーカーの肩を持つつもりはさらさらないが、日本の技術力の高さを実感することに。
他にも“米”に力を入れているのは「ご飯に合う」をコンセプトにこの冬「朝おでん」を始めたチサンホテルズ。全国8ホテルで味の違うご当地おでんを用意しているようだ。
ちなみに、東京・浜松町の同ホテルでは、ちくわぶやあさり串の入ったいわゆる“関東炊き”が提供されており、非常に美味だった。
ここで紹介したビジホの朝食はほんの一部。出張のホテル選びの際、朝食に注目してみると、新たな穴場を発見できるかもしれない。
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