http://www.asyura2.com/15/hasan93/msg/654.html
Tweet |
増税後、節約くっきり 14年消費支出2.9%減 家計調査、低所得世帯めだつ
総務省が17日発表した2014年の家計調査によると、1世帯(2人以上)あたりの月平均の消費支出は物価変動の影響を除いた実質で前年比2.9%減だった。減少は3年ぶりで、比較できる00年以降で最大の減少率だった。外食や旅行、交際費への支出が減った。14年4月の消費増税で収入が目減りし、低所得世帯を中心に節約志向が高まったようだ。
月平均の消費支出は29万1194円で、支出の額面を表す名目では0.3%増だった。品目別にみると、交際費や仕送り金などの「その他の消費支出」が実質で5.1%減少した。全体の減少への影響が特に大きく、支出全体を1.12ポイント押し下げた。「こづかい(使い道が不明なもの)」も9.6%減った。
[日経新聞2月18日朝刊P.4]
==================================================================================================
GDP増も「物足りない数値」 消費者心理読み違い…節約志向変わらず
SankeiBiz 2月17日(火)8時15分配信
16日発表された2014年10〜12月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)の速報値は物価変動の影響を除いた実質GDPが年率2.2%増と、3四半期ぶりのプラスとなったものの、年率3%台を予測していた民間シンクタンクが多かったことから、市場関係者からは「物足りない数値」と受け止められた。予測が外れた背景には、財布のひもを緩めない消費者心理の読み違いがあったようだ。
民間の予測を狂わせた主因は個人消費の動向だ。個人消費の伸びは事前の予測で、SMBC日興証券が前期比1.0%増▽大和総研が0.9%増▽三菱UFJリサーチ&コンサルティング0.8%増−と高めだった。だが、速報値は前期と同じ0.3%増にとどまった。
民間シンクタンクが個人消費を強めにみていたのは、1997年4月に消費税率が5%に引き上げられた後、7〜9月期には需要が回復した経緯があったからだ。昨年7〜9月期の事前予測でも0%台後半だったが、改定値は0.4%にとどまった。10〜12月期に入っても回復に力強さが戻ってこない。
SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミストは「消費税増税という特殊な状況に食料品の値上げや実質所得の伸び悩み、予想物価の上昇が重なった」と話し、消費者の節約志向が続いているとした。
最終更新:2月17日(火)8時15分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150216-00000001-fsi-bus_all
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。