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封印された数字
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4827050.html
2015年02月16日 NEVADAブログ
G20で無視された数字があるとアメリカの金融情報専門会社は報じています。
米国外の金融機関〈以外〉の借り手のドル建て債務の残高が9兆ドルに達し、リーマンショック後に比べ1.5倍になっていると報じられているのです。
リーマンショックを抑えるために世界中の中央銀行がお金をばらまき、金融機関もお金をばらまき、結果金融機関と民間と国が借りまくった総額は数十兆ドルに達するとも言われており、今これが危機にさらされているとなっているのです。
借金は金利が下がり続けている間は痛みもなく気にならず、借り換えをする度にお金が貰えることもあり、借り手にとっては最高の状態ですが、一旦金利が上がりはじめますと、状況は一変し、借りた側は返済に窮する事態に陥ります。
そして返済に窮して株や不動産といった資産の投げ売りを迫られます。
報道では以下のように解説されています。
『これは予想されている通りに米国が年内に利上げを開始すれば、企業や政府の借り入れコストは上昇しドル高と相まって、ただでさえ弱い世界経済の回復を脅かしかねない。』
この〈ドル高〉は金利が下がりつつある時はアメリカも痛みはなく容認出来ましたが一旦金利が上昇しはじめますとアメリカも余裕がなくなり、ならばとドル高を否定するようになります。
即ち、ドル安政策の導入です。
日本もヨーロッパも通貨安政策で経済を持ち上げていますがこの通貨安政策が否定される事態になるのです。
世界が通貨安政策を導入しはじめればどうなるでしょうか?
脆弱な経済力をもつ国が投機筋の攻撃対象になります。
まずは新興国です。
ユーロも円も弱味はありますが、もし狙うとすればまずはユーロからとなります。
ギリシャ問題、ウクライナ問題、ロシア問題、テロ問題、高い失業率問題等々攻撃対象はいくらでもあるからです。
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