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3%成長でもPB赤字9.4兆円
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4825589.html
2015年02月13日 NEVADAブログ
発表されました2020年度の財政見通しでは3%の成長(名目)をしても2020年度のプライマリーバランスは9.4兆円の赤字になるとされています。
ただこれはベストプランであり、中間プランでは赤字は16.4兆円となり、最悪プランでは話にならない数字となっています。
しかも高齢化、人口減少等の影響を最小限に見積もっており、実際には今回の数字より遥かに悪い数字となります。
いまでも1030兆円もの借金となっている中、年金負担(債務)を計算すれば政府の債務は1600兆円を超えます。
もっとも年金は週刊誌報道をみれば支給額が今後激減するとされており(厚生年金でも月額25万円から10万円台半ばになるとされています)、債務が減る可能性もありますが、そうなれば今度は大方の国民は年金では生きていけなくなります。
毎年50兆円ずつ増えている借金ですが、このままいけば東京オリンビックの時には300兆円余り増えて1400兆円になっているかも知れません。
今でも借り換え分を返済出来ず更に借り換えており、この借り換え債の負担が次第に重くなりつつあります。
今は異常な低金利で助かっていますが、一旦正常値に戻れば、もはや借り換え債に利息をつけて払うことはできなくなります。
何故なら国債への利払いだけで税収が吹き飛ぶからです。
財務省が考えている増税プランでも甘いと言え、消費税30%は当然という議論が必ず出てきます。
そして資産課税が導入され、預金1000万円以上所有者には最低でも10%、1億円以上の所有者には30%の課税となりましても何ら不思議ではありません。
現金(タンス預金)は交換させられ、イギリスの50ポンド紙幣のように中央銀行にいかないと交換できない事態になるかも知れません。
(しかも制限付きとなります)
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