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http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NJ593J6KLVRS01.html
(ブルームバーグ):世界通貨戦争で各国が持ち出すバズーカ砲は実は、空砲かもしれない。
今年に入りカナダやインドを含め中銀の利下げは12回に及んだ。加えて、欧州中央銀行(ECB)は量的緩和を開始する。中銀がそろって、自国通貨の押し下げとインフレ押し上げを狙っているようだ。
輸出市場でのシェア拡大につながると当局が考える最低の為替レートに向けて、皆が競争的切り下げレースに走り出すリスクがある。
しかしキャピタル・エコノミクスのチーフ・グローバル・エコノミスト、ジュリアン・ジェソップ氏は日本の経験から見て、それは考え過ぎだとみる。
円の対ドル相場は2012年10−12月(第4四半期)から30%以上下がったが、日本株式会社はシェアを伸ばしていないとジェソップ氏は指摘する。これは日本企業が円安でも外貨での価格を比較的一定に保ち、むしろ海外での売り上げが円建てベースで増加する恩恵を享受することを選んだからだという。
ジェソップ氏はまた、仮に世界の中銀が自国通貨安を目指したとしても、結局は成功しないだろうとも指摘する。他国も競争して景気刺激を積み上げてくるからだ。そして全ての通貨が同じペースで弱くなることはできないので、結果としては世界中で金融政策がより緩和的になるかもしれない。
「世界的な成長の弱さと、低水準あるいはマイナスのインフレ率を考えれば、そういう結果は歓迎されるべきものだ」と同氏は1月29日のリポートでコメントした。
原題:Japan Inc. Experience Suggests Global Currency War Fires Blanks(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Simon Kennedy skennedy4@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: James Hertling jhertling@bloomberg.net Kevin Costelloe
更新日時: 2015/02/03 07:01 JST
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