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ただ「100円」では新鮮味がない時代に/(C)日刊ゲンダイ
「100円ローソン」260店閉鎖 競合他社の“特色”に押され
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156858
2015年2月1日 日刊ゲンダイ
小型スーパーに淘汰の波――。ローソンが全国で約1100店舗を展開する100円ショップ「ローソンストア100」について、2割強にあたる約260店舗を閉める方針を29日、明らかにした。
昨年2月、横浜市内に第1号店をオープンし、現在39店舗に拡大した小型スーパー「ローソンマート」事業は撤退するという。
「ローソンは、08年に99円ショップの『ショップ99』の運営会社を子会社化し、店舗を『ローソンストア100』として再出発させました。当初は安価が受けていましたが、そのうち、ただ『100円』というだけでは新鮮味や安さのイメージが薄れてしまいました。低価格をウリにする経営スタイルは、インフレになると仕入れ価格が上昇することもマイナス要因でした」(流通業界関係者)
「ローソンストア100」「ローソンマート」の事業縮小の背景には、競合他社が“特色”ある小型スーパーを増やしていることも影響しているという。流通アナリストでプリモリサーチジャパン代表・鈴木孝之氏が言う。
「イオングループの小型スーパー『まいばすけっと』は、100円より安い商品を置いていますが、グループ全体で共同仕入れ、商品開発を行っているため、仕入れ価格を抑えられ、利幅が取れる。店長ひとりで複数店舗を束ねることで、人件費も抑えています。他店よりアイテム数が多いのも特徴です。『マルエツプチ』は、都市生活者のニーズをくんで、輸入品など上質な商品も並べています。『紀ノ国屋』『成城石井』といった高級スーパーの小型店舗も支持されている。特に大都市圏では、ただ安いだけでは勝負できなくなっています」
現在、「成城石井」はローソンの100%子会社。ローソンが格安から高級路線へかじを切ったともいえそうだ。
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