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ニューヨークダウ(日々200ドルもの変動)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4818860.html
2015年01月31日 NEVADAブログ
金曜日のニューヨークダウは木曜日の225ドルの上げを全て消し去る251ドル余りの下落を演じています。
この一週間の上げ下げは以下の通りです。
下落
291ドル
196ドル
251ドル
上昇
6ドル
225ドル
一桁の上げが1回あるだけで後は三桁の変動となっており、この大幅な変動についていける投資家はプロだと言えます。
大方の個人投資家は余りにも大きな変動を前に一喜一憂する暇もない状態におかれているはずです。
上がって欲しいと思いCNBCやパソコン画面を見ましても大引けでは急落してしまい、ガッカリとなる個人が多いはずです。
今あらゆる金融商品価格が下落に入って来ていますが、それはプロ投資家が取引を控えているからです。
今は下手に動かない方がよいと判断するプロ投資家が殆どであり、その中でどうしても換金しなくてはいけない投資家が投げているという状況になってきているのです。
先般のクリスティーズオークションの失敗(オールドマスター)ではオークションに参加していた世界的ディーラーは莫大な現金を保有していますが、この高値では買う必要はないと判断したからです。
いずれ『投げてくるだろう』と判断して今は静観しているのです。
絵画などは20年、30年間じっくり保有するべきものを投資の失敗等で投げ売りせざるを得ない状況になりつつある者が増えてきたために、ならば『熟して落ちてくるのを待とう』となっているのです。
上げ相場の中でも数年単位で見れば30%、50%の下落はよく見られますが、その下落が大きければ大きい程、その後の上げは大きくなります。
プロディーラーは状況を冷静に判断して、目先の購入者のふるい落としを行い、最後まで付き合える投資家(購入者)に満足して貰える状況を必ず構築します。
稀少金貨もこの5月から世界的オークション会社であるサザビーズオークションが稀少コインオークションに本格的に参入しますが、年間1兆円余りの売り上げを誇る世界一のオークション会社が本格的にこの稀少金貨市場に参入する影響は半端なものではありません。
更にギャラリープレシャスと中国企業が組んで中国で稀少金貨オークションを開催しますが、数年後には年間で50億円から100億円を想定しており、これが目標通りにいけば、全く新しい需要が発生する訳であり、サザビーズオークションと中国オークションで稀少金貨市場は一気に動き出すことになります。
相場(価格)が動く前には必ずふるい落とし、即ち下落が起こります。
この理由は値が下がった時に売り物を買い集めるプロがいるからです。
一般個人投資家の心理として下がってきたら『もっと下がるのではないか?もっと儲かる他のものがあるのではないか』とする習性がありますが、これを利用して売り物を出させることがあるのです。
これは株でも同じです。
雄大な上げ相場を作った株は後からチャートを見ればふるい落としが何回もあったことが分かります。
今の現物市場はそのふるい落としの最終章にさしかかっていると言えます。
何故ならプロ達が安く買い集めてじっとしているからです。
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