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補償はたった500円/(C)日刊ゲンダイ
人集団訴訟 ベネッセが招いた「1兆6000億円」賠償
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156790
2015年1月30日 日刊ゲンダイ
ベネッセコーポレーションの顧客情報流出事件で、約1780人の被害者が29日、慰謝料の支払いを求める訴訟を起こす。慰謝料は1人当たり5万5000円で、計約9800万円にも上る。
被害者の会の弁護団によると、「全国から被害を訴える声が多く寄せられている」といい、2月中にも300人以上の追加提訴を予定している。現在も被害者を募っていて、期限は1月末だという。ちなみに、既に500円の“お詫び”を受け取っていても、集団訴訟の原告に名を連ねることができる。
ベネッセは、被害者にたった500円の図書カードや電子マネーを渡すことで一件落着にするつもりだったようだが、こうなると被害総額はどこまで膨らむか分からない。なにしろ、個人情報の流出件数は推計2895万件だから、単純計算すれば、実に1兆6000億円にもなる。補償金のために用意した200億円では、賄いきれるわけがない。
経済評論家の杉村富生氏はこう言う。
「今後、巨額な慰謝料の支払いが負担になり、経営不安に陥る恐れがあります。同時に、顧客からの信用を失ったことも大きなマイナス。利用者離れに歯止めがかからず、売り上げがガタ落ちすることも考えられる。そもそも、“500円”でお茶を濁そうとしたことが会社の不誠実さを物語っています。流出した個人情報が子供のものなら、今後10〜20年にわたって外部で利用される恐れがあるのです。事の重大さが分かっていないのではないでしょうか」
ベネッセの広報担当者は集団訴訟について、「個別の訴訟案件に関してはコメントできない」と答えたが、被害者をバカにした対応の代償は高くつきそうだ。
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