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左が清水新社長(渡辺美樹氏のフェイスブックから)
新社長はバイト出身 “ブラック烙印”のワタミは生き残れるか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156633
2015年1月24日 日刊ゲンダイ
ブラック企業は生まれ変われるのか。外食チェーンのワタミは22日、3月1日付で、清水邦晃常務(44)を社長に昇格させると発表した。現社長の桑原豊氏(56)は、代表権のない取締役となる。
清水新社長は、明大政経学部に在学中、ワタミでアルバイトを始めた。創業者で明大OBでもあった渡辺美樹氏を慕って大学を中退し、1991年に入社。09年に取締役、12年に常務に就任している。
ワタミは2期連続の赤字。バイトから社長になったと話題になっているが、ボロボロになっているワタミを再建できるのか。
「立て直すのは困難でしょう。ワタミに限らず既存の居酒屋チェーン店は、味もサービスも価格帯も中途半端なため、客が離れてしまった。280円均一の『鳥貴族』や24時間営業の『磯丸水産』など、特色を出している新興勢力に食われている。もはや、大規模チェーンのビジネスモデルは成り立ちません」(経済ジャーナリスト)
しかも、ワタミには「ブラック企業」のイメージが付きまとう。
「『365日24時間死ぬまで働け』の“社訓”が有名になり、客離れはもちろん、優秀な従業員が集まらないのが痛い。また、『庄や』の大庄グループがカフェ事業を始めるなど“ライバルチェーン”は新規事業に急いでいるが、ワタミは動きが遅く、他社に出遅れた感があります」(業界関係者)
外食ジャーナリストの中村芳平氏が言う。
「この先、ワタミは、伸びしろのあるアジアを中心とした海外事業にシフトするしかないと思う。現社長の桑原氏に海外事業を託したのも、その表れでしょう。とはいえ、国内市場は縮小の一途。果たして、赤字を食い止められるか。さすがに3期赤字となれば、経営危機となる。その時は、創業者の渡辺氏も議員を辞めて、自分が戻るしかなくなるでしょう」
復活は程遠いようだ。
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