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NTT株と同じ道?「郵政株」下降一途で個人株主180万人悲鳴
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/173697
2016年1月21日 日刊ゲンダイ
上がり目なし(西室社長)(C)日刊ゲンダイ
NTT株の二の舞いか。郵政グループ3社の株価の下落が止まらない。20日の終値は日本郵政1546円、ゆうちょ銀行1430円、かんぽ生命2645円。あれほど人気だったのに、ゆうちょ銀行はついに公開価格(1450円)を割り込み、日本郵政とかんぽ生命も公開価格(1400円、2200円)に近づいている。
昨年11月、「NTT以来の大型上場」とあおられ、売り出し価格を大きく上回る初値をつけた郵政3社の株は、その後も続伸。一時、日本郵政1999円、ゆうちょ銀行1823円、かんぽ生命4120円まで上がった。だが、年始から投げ売りされている。約180万人の個人株主からは悲鳴が聞こえてきそうだ。金融ジャーナリストの小林佳樹氏はこう言う。
「新規公開株(IPO)で買うことができなかった人が、上場直後に郵政3社の株を買っていますが、多くが含み損を抱えている状態です。株主の9割が個人投資家で、60歳以上の人が多く、高い配当利回りから老後の資産運用として考えていたが現在、売るに売れない状況。このまま“テコ入れ”がなければ、日本郵政とかんぽ生命だって売り出し価格を下回る恐れがあります」
1987年に上場したNTT株(売り出し価格119万7000円)も個人投資家が殺到し、160万円の初値をつけた後、約2カ月後に318万円まで暴騰したが、その後は下降曲線をたどり、多くの個人投資家から激しい怒りを買った。郵政3社の株も“同じ道”をたどる可能性が強まっている。さらに下落する恐れが強いのだ。
「日本郵政は現在、ゆうちょ銀行と、かんぽ生命の株をそれぞれ89%ずつ保有していて、今年5月以降はそれを売ることができます。売れば、株価はさらに下がるでしょう。日本郵政株も夏には日経平均に組み入れられるという話もありますが、政府はまだ、日本郵政株の第2次、第3次の売却を控えている。今後、3社とも上がる要素が見当たらない。IPOで買った人は、いち早く売った方がいいでしょう」(市場関係者)
日本郵政の西室泰三社長は上場前、「投資家に高値でつかませ、その後、暴落することがあってはならない。NTTの二の舞いにならないようにしたい」と言ったが、あまり信用しない方がいいかも知れない。
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