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訪日客急増でデパート売上減少
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4999576.html
2016年01月20日 NEVADAブログ
全くアンバランスな発表が2つされています。
2015年の全国238店舗のデパートの売り上げ高が発表され、訪日客急増でさぞかし増えたと思われていましたが、ふたを開ければ−0.2%の6兆1742億円と発表されているのです。
年間2,000万人近い訪日客となり、外国人の消費は3兆円を超えているとされ急増していますが、デパート売上高は減少しているのです。
この売上高減少を地位別に見ますと主要10大都市は1.2%増えており、東京は+3.4%、大阪は+1.6%、福岡は+0.9%となっており、外国人の<爆買い>があったのか、それとも都市の富裕層等が買ったのか分からない程の増加率となっています。
また、他の7都市(札幌、京都、神戸等)は売り上げが減少しており、中でも京都の売上減少が目を引きます。
京都には普段から多くの外国人が訪れていますが、統計上は<爆買い>がないことになります。
これは一体どういうことでしょうか?
答えは2つあります。
まず、3兆円の訪日客の消費がかなり<かさ上げ>された数字ではないかという疑問です。
この3兆円の<爆買い>は、すべての外国人の買い物を集計した数字ではなく、あくまでも推計値であり、
推計をとる対象を高額購入者の数値だけを抜き出し、それに人数をかけて算出すれば、いくらでも高い数字は出せます。
今、銀座を見ますととても高額な消費をする中国人ではなく、田舎の農村から出てきた者が圧倒的に多いというのが分かります。
このためもあり、この17日に銀座の外資系超高級宝飾店が閉店しています。
どこに移転するとも記されておらず、銀座の一等地の路面店から徹底するのです。
2月上旬から始まります中国の国慶節を待たずして閉店するということは、それだけ今まで売り上げがなかったということであり、積みあがる赤字に耐えられなくて閉店したのでしょうが、これが<爆買い>の本当の実態です。
デパートも勿論東京などは売り上げが上がっていますが、それも増え方は僅か+3.4%です。
この増え方では外商が頑張れば簡単に達成できる数字です。
外国人の消費もある、株高効果もある、賃上げ効果もある、で、東京のデパートの売り上げが3.4%しか増えていない。
これは明らかにおかしな現象と言えます。
また訪日客が2,000万人近いとなっていますが、訪日客=観光客ではないということです。
この点を詳しく書けば色々なところで不都合が出てくるでしょうからここでは触れませんが、今の外国人<爆買い>は実は作られた<幻想>ということを認識しておくべきだと言えます。
2016年のデパートの売り上げ?
余程、超富裕層を相手にしたビジネスに特化しませんと恐ろしい程の減少を見せるかも知れません。
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