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「シェール革命」で世界はこう変わる! 40年ぶり米原油“輸出解禁”は日本にとって「吉」(週刊現代)
http://www.asyura2.com/15/hasan104/msg/538.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 1 月 17 日 09:00:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

「シェール革命」で世界はこう変わる! 40年ぶり米原油“輸出解禁”は日本にとって「吉」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47378
2016年01月17日(日) ドクターZ 週刊現代 :現代ビジネス


ついに今年から、アメリカの原油輸出が解禁された。アメリカは世界一の原油産出国であるだけに、40年ぶりのこの決定がどんな影響を及ぼすか、世界中の注目が集まっている。

そもそも、なぜアメリカは原油輸出をしてこなかったのか。実は、まったくしていなかったわけではない。アメリカの原油輸出は「許可制」だったのだ。

許可制になったきっかけは、'73年の中東紛争だ。紛争勃発によって、アラブ諸国はイスラエル支持国に対する原油輸出を禁止。この禁輸措置によって、アメリカ国内は、ガソリンスタンドに車が列をなす一大「石油ショック」に陥った。そこで、アメリカ議会は'75年、国内産原油の輸出を原則禁止し、許可制を敷いたのである。

紛争が落ち着いた後も、この輸出規制は存在し続けていた。今回の決定は、これを取っ払うというものだ。

規制撤廃の背景には、近年目覚ましい成長を遂げている、アメリカのシェールオイル開発がある。「シェール革命」とも呼ばれるこの開発の結果、アメリカは'14年に、サウジアラビアを抜いて世界最大の原油産出国となった。つまり、国内産の原油に余裕ができたために、輸出に打って出たというわけだ。

実際、近年のアメリカの原油輸入はすでに減少傾向にあり、原油輸出は増加傾向にあった。

'14年、アメリカの石油および同製品の輸入額は約3300億ドルで、輸出は約1300億ドル。急速に、輸入・輸出差額が減少している。今回の原油輸出解禁によって、あと数年でアメリカの輸出入が逆転する可能性は高い。

これで、世界の原油市場はどう変わるか。

現在の原油輸出御三家は、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、そしてロシアである。ただでさえ原油価格が下げ止まりしているいま、アメリカの輸出市場への参入が本格化すれば、原油価格はさらに低迷するだろう。これは、原油輸出に依存するロシアにとって大きな痛手となる。

それだけではない。アメリカの原油輸出解禁は、世界情勢にも大きな変化をもたらすはずだ。

かつてアメリカは、中東紛争によって石油ショックに陥り、原油輸出禁止にまで追い込まれた。その経験があるからこそ、アメリカはこれまで、原油の安定供給を確保するため、たびたび中東諸国に軍事介入してきた。

だが、いまや原油産出量は輸出ができるまでに増加。当然、中東への依存度は大幅に減少し、今後は介入するかしないか、自由に判断できるようになる。

もちろん、ロシアへの対抗上、中東から完全に手を引く可能性は少ない。だが、アメリカのスタンスの変化は、中東の平和に間違いなく大きな影響を与えるだろう。

また、日本にとっても決して悪いことではない。中東介入が少なくなれば、当然、アメリカはアジア重視になる。原油調達先も多様化し、資源エネルギーの安定化にもつながる。しかも、原油価格の急上昇は、当面起こりそうもない。

日本にとっては原油輸入に悩まされずに済む、またとない機会。今後のエネルギー問題について、じっくりと考える契機とすべきだろう。

『週刊現代』2016年1月16・23日号より

 

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コメント
 
1. 2016年1月17日 09:40:52 : 9fWIUHXOck : gTJ4oAAUAjo[1]
1番利益が大きいのは、中国とインドだろう。

2. 2016年1月17日 12:23:39 : w3M1BHSquE : 5KToaZSVnLw[161]
おいおい ( ̄∇ ̄;) 遅すぎるだろ 一バレル30ドルを切った今頃になって やっと輸出解禁だなんて

とは言うものの、これでもう原発なんぞ動かす必要はない 火力発電のほうが遥かに安い事は明白
原発事故処理の足かせが有るにも関わらず 東電は過去最高益を更新していると言うのだから
http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/683.html
原発大好きネトウヨ連中は、悔し涙に暮れていますとさ。


3. 2016年1月17日 12:31:32 : v1gbxz7HNs : Ay@h0DQyQEc[313]
潮目が変わってから潮目があることに気付くようなもんだ
何周遅れの発見だ

4. 2016年1月17日 13:53:32 : sSJVAIVd0s : L5F4tUKHcm0[136]
呆れた。。 まだ「シェールガス」詐欺記事ですか。。
▼北米で40社目のシェール掘削会社の倒産
https://twitter.com/naoyafujiwara/status/684181177045876736
▼東京ガス、石油価格下落で米シェールガス開発に106億円損失
http://jp.sputniknews.com/business/20160116/1444958.html
▼カナダ:フラッキング(水圧破砕法)を用いて原油を採掘→毎日のように地震が発生
http://alcyone-sapporo.blogspot.jp/2016/01/blog-post_65.html
▼環境汚染や地震誘発、シェールガス、オイルの問題点、危険性
http://matome.naver.jp/odai/2139713019928799401
▼シェール油盆地7つの三年間の油井平均減退速度は、驚くべき60-パーセントから、91パーセントにわたっている。つまり、三年間で、油井から得られる石油量がこの比率で減少するのだ。これはつまり、推計究極回収量の43パーセントから、64パーセントが、油井開発最初の三年間でとりだされるのだ。シェール・ガス盆地の7つのうち、4つは既に、油井の生産性という意味で、末期的衰退状態にある。石油が、これら最高のシェール油地帯で、60%から91%も減少するということは、石油生産量を維持する為にだけでも、石油会社はより深く掘削しなければならず、ましてlet alone総石油量を増加させる。つまり、掘削業者は、ずっと深く掘削する為に、より大量の資金を費やさねばならないのだ。
アメリカにおける過去五年間の、シェール石油とガスの大当たりは、連邦準備金制度理事会のゼロ金利と、貪欲なウオール街の企業やファンドによる膨大な投機的投資を基盤に作り上げられていた。油井は超高速で枯渇するので、石油市場の価格が崩壊すれば、シェール石油掘削業者に貸している経済そのものも崩壊する。資金は突然消滅し、負債で身動きが取れない石油会社で、本当の問題が始まる。
神話とウソと石油戦争
シェール石油バブルの終焉は、アメリカの石油地政学に対し、壊滅的打撃を与えることになる。現在、アメリカ石油生産の推計55%と、過去数年間のあらゆる生産増加は、シェール油の水圧破砕によるものだ。石油価格が低下する中、経済リスクゆえの融資停止で、シェール油掘削業者は、一定の石油生産を維持する為だけでも必要な新規掘削中止も余儀なくされる。
オバマ・ホワイト・ハウスはシェール油のバラ色の未来に関するこの同じ神話とウソに基づいて、石油戦争を開始したのだ。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-0cda.html
▼シェールガスの国際詐欺
多くのシェールガス田は数年で枯渇
石油ガス業界は政治力を駆使し、マスコミも動員して、シェールの採算性が悪いことを隠している。石油業界出身のブッシュ大統領の時代に喧伝され始めたシェールガスのブームは、金融界と石油ガス業界が組んで画策したものだ(チェイニー副大統領が、フラッキング技術を持つ企業「ハリバートン」の出身だった)。採算性が悪く、すぐ枯渇するシェール採掘を、あたかも高収益でずっと枯渇しないかのように喧伝して採掘に必要な投資金を集め、その後も採算性の悪さを隠して金を集め、自転車操業している。これは、鉱業で昔からある「山師」の詐欺手法だ。いずれ採算性の悪さが露呈し、投資のバブルが崩壊する。
いまだにマスコミは、シェールのガスと石油が世界のエネルギー市場を大転換させつつあるかのように報じている。だが投資の分野では、すでにシェールのブームが終わりつつある。
シェールの石油ガス開発は、詐欺の構図を持っているだけでなく、国際政治と絡んだ詐欺になっている。シェールの詐欺の構図に最初に乗ったブッシュ政権が、石油ガス産業と軍事産業という、外交を道具として世界中で儲けようとする2つの利権が合体したものだったことが、シェールの詐欺が国際化した背景にありそうだ。
しかし、シェールの開発はしょせん詐欺の構図だ。
https://tanakanews.com/140507shale.php

5. 2016年1月17日 14:26:22 : Ft5PhGZaus : YhAl4Sseg5I[13]
 どこかに東京ガスがシェールオイル関連で巨額の赤字というのが出ていたな。
 4の旦那が言うと通り、なんとも「詐欺臭フンプン」としているのに、「あべのミックスは前途洋々」の「ねずみ講詐欺」の「片棒担ぎ」みたいな記事を出すとは、週刊現代も下痢便晋三に屈服して「詐欺の片棒かつぎ」に成り下がったか。
 ウジーさんけぇーやゴミ売りだけで十分だぜ。

6. 2016年1月17日 16:19:05 : QO5PT18Np6 : X6bXFyElmlA[1]
>>5
それだけ売れてないんだよ。

7. 2016年1月18日 03:02:36 : w3M1BHSquE : 5KToaZSVnLw[162]
まあ、別に シェールオイルが詐欺だろうとペテンだろうと どうでも良い事だ
そのお陰で石油価格が下がってるのは紛れもない事実だからして、世界的に需要がダブついているのは
誰の目にも明らかなのであるから 詐欺だペテンだ という話そのものがインチキなのかもしれないぞ。


現実に石油価格が 下がっているのだから それで何も文句は無い。


8. 2016年1月18日 04:56:47 : EAkIk2fULU : JJK78ODjYnY[88]
今さらw

つうかなんで輸出解禁したかというと、シェールオイルが破たんしそうだから。
輸出解禁すれば投資家もだませると思ったんだろうね。

じゃあなんでそこまでしてシェールオイルを助ける必要があるか、
シェールがこけるとアメリカがコケるから。アメリカのジャンク債のメインは
シェールオイル、今ジャンク債のバブルが弾けると、リーマンショック以上の
ダメージとなる。

シェール助けるためにアメリカはなにがなんでもやってくると思われるが、
原油価格が上がらないかぎり根本対策にならない。そして、ロシアが
原油価格を上げないかぎりサウジなどの中東もあげられない。

ロシアは価格をあげるか?上げないだろうな。ロシアは、適正価格で売ろうと
しているだけ。もちろんシェールのこと知っているんで半分確信犯だが、
そもそも原油の枯渇をでっちあげて価格を上げていたこと自体が
経済の原則や世界の国民の利益に反する。

それよりも、金融緩和で自国内のバブルを野放しにしてきたアメリカが悪い。
手放しで金融緩和を続けると、こういうことになる。


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