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久兵衛屋(写真)や味源を運営している子会社も実態は同じか(C)日刊ゲンダイ
懲りないゼンショー 子会社幹部がバイト長時間労働で送検
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/173308
2016年1月15日 日刊ゲンダイ
ゼンショーといえば、「すき家」などの外食産業を運営する持ち株会社。いわゆる“ブラック企業”として注目を浴びたことでも有名だ。そのゼンショーの子会社でまたも不祥事が発覚した。アルバイトの長時間労働で元幹部が書類送検されたのだ。
送検されたのはうどん店「久兵衛屋」や「北海道らーめん 味源」などを運営する「エイ・ダイニング」の元社長(38)ら2人。昨年4月1〜28日に川崎市内の店舗で20代の男性アルバイトに110時間の残業などをさせた疑いだ。同社はゼンショーの完全子会社である。
「男性は長時間の残業とは別に、4週間のうち休日に28時間働かされた。その結果、1カ月で1回しか休日をもらえなかったのです。これは労働基準法35条の“4週間に4回休日を与える”という規定に違反。また、休憩も与えられず16時間働かされたそうで、これは同法34条に抵触します」(地元関係者)
メッチャ働かされた男性は9月に川崎南労働基準監督署に労災申請を出し、以後、同署が調査を行ってきた。エイ・ダイニングに問い合わせたところ、「当社のどの店で問題が起きたのか、そのアルバイト男性が誰で、送検されたのが誰なのかも知りません。(労基署からの問い合わせがあったかも)分かりません」(企画管理部)と知らぬ存ぜぬの一点張り。そこで同監督署に電話したら「昨年9月以降に1度当該の店で事情を聴き、エイ・ダイニングの本部にも足を運んで話を聞きました」(広報担当者)と明言した。
ゼンショーは接客から料理、片付けなどすべての仕事を店員1人がこなす「ワンオペ」で悪名を馳せ、12年に「ブラック企業大賞ありえないで賞」に選ばれたいわくつきの会社だ。飲食業界に詳しいジャーナリストの田中幾太郎氏が言う。
「エイ・ダイニングの企画管理部が本当に事件の経緯を知らないのかもしれません。もしそうなら情報の統制が取れず、会社として機能していないということ。そもそも同社はゼンショーのイメージダウンをカムフラージュするために14年8月に設立された。人材集めで苦労するあまり、幹部がスタッフに無理を強いたのでしょう。スタッフの健康を無視した売り上げ至上主義がまったく改善されていないということです」
看板を変えても中身は悪質のままだったか。
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