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暖冬で株価下落も…ユニクロは「寒さ本番」で復活するか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/173232
2016年1月14日 日刊ゲンダイ
次の一手は?(柳井社長)/(C)日刊ゲンダイ
ユニクロを展開するファーストリテイリングの株安が止まらない。
12日は前日比510円安の3万7630円(終値)まで売られた。大納会(15年12月30日)には4万2640円をつけていたから、12日までの下落率は11.7%に達する。
相場全体の低迷が同社株の下落を招いているのか。
「逆でしょうね。ファーストリテイリングの株安が、日経平均を押し下げている。何しろ同社株は、日経平均への寄与度が10%近くある」(市場関係者)
株価は下落傾向にあるとはいえ、12日の寄与度も約8.5%あった。株安の原因は、今月上旬に発表した9−11月決算(16年8月期の第1四半期)だ。売上高は5203億円と8%増だったものの、純利益は前年同期比30%減となる480億円に沈んだ。同期間の減益は実に5年ぶり。通期予想も下方修正し、売上高1兆8000億円(前回予想より1000億円減)、純利益1100億円(同50億円減)とした。
「暖冬で、ユニクロのウリであるヒートテックなど冬物衣料の動きが鈍かった。国内の苦戦が鮮明でした」(証券アナリスト)
決算発表でも、11月、12月の暖冬は「想定以上」(ユニクロ関係者)といい、売れ行き不振の要因になったのは間違いない。ただ、流通関係者は「暖冬を理由にするとは、ユニクロもかなり苦労している」と断じる。
「コンビニや外食、衣料品など小売業界は何かと季節要因を持ち出します。もちろん、本当に冷夏や暖冬は売れ行きを左右します。でも、それはどの小売業も同じです。季節要因を業績不振の理由にしてはいけません」(スーパー関係者)
ユニクロは円安による原料の高騰を受け、多くの商品で値上げを実施した。昨秋も、10%の値上げに踏み切った。
安倍政権は大企業に対し、賃上げ要請を繰り返しているが、食料品の高騰は凄まじく、直近公表の実質賃金(11月分)は5カ月ぶりのマイナスに陥っている。
「生活実感はデフレに逆戻りなので、値上げによる客離れが起きても不思議はありません。ユニクロは価格設定を間違った可能性がある」(前出のスーパー関係者)
実際、ユニクロより低価格の「ジーユー」の売れ行きは伸びていて、9−11月も2ケタ増収を達成した。
「ファーストリテイリングの株価が復活しないと、日本株全体に活力が戻ってこない。業績回復を期待しています」(証券関係者)
ここへきて冬本番の寒さになってきた。ユニクロの復活は近い?
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