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1月13日、東京株式市場で日経平均は7日ぶりの反発。前日比496円の大幅高となった。都内で7日撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)
東京株、ようやく下げ止まり 終値496円高、年始続落記録は6営業日でストップ
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20160113-00000506-biz_san-nb
SankeiBiz 2016/1/13 15:15
13日の東京株式市場で、日経平均株価は昨年12月30日以来7営業日ぶりに大幅反発し、終値は前日比496円67銭高の1万7715円63銭だった。平均株価は今月4日の大発会から12日まで6営業日連続で下落し、戦後に東京証券取引所が再開して以降の年始からの続落記録を更新していたが、今年に入ってようやく前日比で上昇に転じた。
前日の欧米市場で株価が上昇した流れを引き継ぎ、平均株価は前日比230円高で始まった。その後、年始からの世界同時株安で大きな背景となっていた中国の人民元相場や上海株式市場に対する過度な警戒感が和らいだとの見方から投資家心理が改善し、買いの勢いが強まった。上げ幅は一時500円近くに達した。
平均株価は4日の大発会から6営業日の下げ幅が合計1814円に達していたため、割安感や値頃感が意識された銘柄を買い戻す動きが広がりやすかった。
◇
日経平均は7日ぶり大幅反発、中国懸念後退で全面高に
http://jp.reuters.com/article/tokyo-stock-idJPKCN0UR0LT20160113
2016年 01月 13日 15:38 JST
[東京 13日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は7日ぶりの反発。前日比496円の大幅高となった。米国株高などを背景に序盤から買いが先行。ドル/円が118円台を回復したことに加え、輸出・輸入ともにマイナス幅が縮小した12月中国貿易統計も支えとなった。東証33業種全てが上昇。東証1部の値上がり銘柄は94%に上るなど、全面高商状となった。
人民元の対ドル基準値は1ドル=6.5630元と、前日基準値比でほぼ変わらずとなった。また、中国12月貿易統計は輸出が前年同月比1.4%減となり、減少率が市場予想の8%を大幅に下回ったほか、11月の6.8%から縮小。輸入は7.6%減と14カ月連続のマイナスとなったものの、市場予想(11.5%減)ほど悪くはなかった。11月は8.7%減だった。
年初から6日連続安となっていた日経平均は、複数のテクニカル指標が売られ過ぎのサインを示していた。「さすがに下げ続けたため、一旦買い戻しが入りやすい。このところ人民元安が止まりつつあることも安心材料となった」(明治安田アセットマネジメント取締役執行役員の小泉治氏)という。
上海株はマイナスとなる場面があったが、アジア株は総じて堅調に推移。日経平均は大引けにかけて1万7700円台を回復し、前日に下げた分を取り戻した。もっとも「公的資金やロングオンリーの海外勢など大口投資家の動きは見えず、投機筋の買い戻しに過ぎない」(外資系証券)との声も聞かれ、上値追いには慎重な姿勢も垣間見えた。
日経平均ボラティリティ指数.JNIVは前日の31ポイント台から27ポイント台まで13%近く低下。東証1部の売買代金は前日比で約16%減の約2.5兆円にとどまった。
個別銘柄ではサカタのタネ(1377.T)がしっかり。12日に発表した2015年6─11月期連結決算は、営業利益が前年同期比54.5%増の49億9300万円となり、上期の好業績が買い手掛かりとなった。
半面、明光ネットワークジャパン(4668.T)は軟調。12日に通期の連結業績予想の下方修正を発表し、嫌気された。学習塾のアルバイト講師に対する不適切な労働時間管理が判明。未払い分の賃金を一時金で支払うために特別損失を計上した。
東証1部騰落数は、値上がり1833銘柄に対し、値下がりが77銘柄、変わらずが25銘柄だった。
日経平均.N225
終値 17715.63 +496.67
寄り付き 17449.12
安値/高値 17414.55─17717.75
TOPIX.TOPX
終値 1442.09 +40.14
寄り付き 1422.17
安値/高値 1420.21─1443.01
東証出来高(万株) 213909
東証売買代金(億円) 24961.38
(長田善行)
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